ウェブ引っ越し1か月目の回想からの、ムー編集部の初詣での話
ムー公式ウェブ「ムーPLUS」をnoteに引っ越して、1か月。ウェブマガジン「ムーCLUB」の配信も開始したムー編集部です。
ムーPLUSとムーCLUB、字面が似ていることもあって「PLUSなのCLUBなの?」とパニックも(ちょっとだけ)あったんですが、公式ウェブ全体がムーPLUS、その中にあるウェブマガジンがムーCLUBです。人間椅子があるほうがCLUB。石原まこちんルポ漫画が読めるのがCLUB。というか、だいたいの記事はムーCLUB。正直「ミステリー事典 ムーペディア」の位置づけをミスったかもしれないと担当者(SNS界隈でいう「中の人」)は思っている。そんなムーPLUSですよろしくお願いします(選挙カーの上から手を振るがごとく)!
1か月がすぎたところで、その担当者によるムー編集部のお話を少し。
「ムー編集部に行ってみたいです。どんな様子かちょっと見るだけでも……!」というご要望は、結構、いただきます。打ち合わせや取材のお相手から、ムーを扱っていただく各メディア、もしくは通りすがりの学研関係者など。
ただ申し訳ないことに、ご期待には添えないのです。
セキュリティ面のリアルな話もありますが、「ここがムー編集部です」とお見せできる範囲には、グレイ・エイリアンやツチノコがいるでもなく、何やらの儀式に使う術具が散乱しているでもなく、三上編集長も普段からサングラスと黒スーツではない。薄暗い個室でボンヤリ光るモニターのCONFIDENTIALな情報にアクセスしてニヤリ……ということも(基本的には)なかったりします。
自分の経験してきた範囲からしても、他の月刊定期誌の編集部と似た風景ですね。入稿や校了も念力とか使わないし。式神が電話対応とかしてくれない。札幌時計台よろしく、学研ガッカリ名所のひとつに数えられることでしょう。学研には、フラスコの薬品が爆発してモジャモジャ髪になる博士は(基本的には)いないぞ!
とはいえ、そんな編集部でも比較的「ムーっぽい」のが、神棚の存在でしょうか。
神棚については「やっぱりこういうのがあるじゃないですか…!」と、”ムーみ”を味わっていただけるポイントですね。ムー本誌や書籍の新刊が発売になったら、神棚の下の棚にお供えしてご報告をするのです。周りに開運グッズがあつまるというか、めいめいが自主的にお祀りした結果の状態は、改めて見るとムー編集部らしい。
写真の真ん中付近に明治神宮の御札がありますが、これは毎年の初詣ででいただくもの。そう、実は今日は2020年の初詣での日でもありました。毎年、旧暦での新年を迎えてから初詣でに行くんです。
初詣での慣例については「ムー」本誌でもご紹介していますが、おなじみの明治神宮です。
特別な儀式を……ということでもなく、同じ時間になった方々と同じように御祈祷していただきます。これもまた普通……! 隠された邪神の降臨とかしませんので、あしからず。
御祈祷の後、昼から一杯やってるのも大事な慣例です。いちばん大事かもしれない。円卓で交わされる話題はいろいろですが、世間話らしいところに「こんな噂もあるよね」とネタをはさんでいったり、勢いでプライベートの報告があったり。今日のところは最終的に三上編集長が開発した斬新なカレーに行き着きました。クッ○パッドに「三上丼」とかで投稿するんじゃないかという熱弁。本当にそんなに美味いのか。エビデンスを重視するノンフィクションマガジン「ムー」としては検証の必要がありますね。
この初詣で、もう20年も続いている習慣です(担当者はムー歴8年目なので伝聞)。思えばこのご時世、毎年のご報告ができるのは、とても嬉しく、ありがたいこと。
ブレない月刊ムーと、新しいムーPLUS、多様に広がるコラボなどなど、どれも、支えてくれる方々、楽しんでいただくみなさまあってこそです。いつもありがとうございます。
というわけで。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
来年もわれわれは元気に一杯やってることでしょう。
★「ムー」本誌の特集やオリジナル記事が読めるウェブマガジン「ムーCLUB」(月額900円)の購読はこちらから。
ネットの海からあなたの端末へ「ムー」をお届け。フォローやマガジン購読、サポートで、より深い”ムー民”体験を!