クラウドファンディングの目標設定金額を決めたい!
「チーム村松の会議室」では、ファッションデザイナー村松啓市とその挑戦を支えるチーム村松の定例会の内容を、毎回公開しています。今回は「クラウドファンディングの目標設定金額を決めたい!」ということについて話し合いました。
●目標設定金額を決めたい
今回、再びクラウドファンディングに挑戦しようと決めたときから、目標金額についてはメンバー間で度々話題にしながら相談していました。
実際に「雇用創出プロジェクト」を運営する上で、「お金」についてはシビアな問題として、私たちのブランドに重くのしかかっています。
これまで、このプロジェクトの運営費は、私たちのブランドが未来への投資と捉えて、すべて負担する形で進めてきました。今すぐにはお金にならないことですが、取り組む意義もあると思っています。
実際に、昨年のクラウドファンディングへの挑戦から1年、私たちにとってうれしい出来事がたくさん起こりました。自分たちの活動が少しずつ育って、成果に結びつき始めていることを実感しています。この1年で私たちに起こった変化については、こちらの記事をご覧いただけるとうれしいです。
しかし、この1年で、プロジェクトの規模が少しずつ大きくなったことで、私たちの負担だけで行うことが大変厳しい状況になってきています。
技術を教えるためにスタッフの時間がとられたり、製品の製造ができるようになるまでにはロスもたくさん出たりします。さらに、道具を揃えたり、作業場を確保したりと、プロジェクトが育っていくことは大変うれしいのですが、このまま私たちだけで負担していると、続けていけなくなってしまうのではないかという不安があります。
昨年の目標金額は100万円で、最終的に応援してくださった皆様のおかげで、達成することができました。
この会議でメンバーから出た意見は2つ。昨年と同じ「100万円」にするのか、昨年よりも増やして、自分たちが今、本当に必要としている金額「200万円」にするか、でした。いろいろな意見が出ましたが、正直に「200万円と言おう」という結論に至りました。
なぜなら、昨年も、結局自分たちの状況や考えを正直に伝えたことで、最終的に目標達成をすることができたのだと思っているからです。私たちが今、本当に必要としているものを、大きく言うことも小さく言うこともなく、正直に言おうということになりました。
<目標金額>
2,000,000円
正直、村松も含め、メンバー全員この金額を掲げることには今から不安もありますし、怖いです。でも、昨年からたった1年で状況が大きく変わったように、今回の挑戦をきっかけに、1年後すてきなことが待っていることを期待して、頑張りたいと思います。
実は先日、私たちがお仕事を発注している就労支援事業所さんから、とてもうれしい知らせをいただいたんです。この1年で「利用者さんの工賃を1.5倍に引き上げられた」と。昨年のクラウドファンディングも含め、「雇用創出プロジェクト」の活動を続けてきて、本当によかったと思った瞬間でした。
ちなみに、村松が運営しているこちらのWebマガジン「& magazine:アンドマガジン」で、就労支援事業所「ライク」代表の増田升美さんのインタビュー記事を公開していますので、ぜひご覧いただければと思います。
1年後、このようなうれしい知らせがまた舞い込んでくるように、今年も頑張ります。
●今日の会議のまとめ
今日の会議で、目標金額は200万円と決めました。頑張ります!いよいよ、プロジェクトページを完成させて、リターン品などの詳細を詰めたら、クラウドファンディングスタートです。ここから私たちは31日に向けて、最終調整に入ります。
●今日の村松の弱音
◯おまけ 〜本日の会議おやつ〜
↓お土産でいただいた新正堂の切腹最中
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