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クラウドファンディングのススメ

昨年秋に、私たちは「みんなを幸せにする【魔法のストール】の予約販売で在宅ワークの雇用創出をしたい!」というクラウドファンディングに挑戦しました。

手仕事から生まれる上質なストールで、さらにその製造過程で「在宅ワークを希望する人(なんらかの事情で外に出ることができない人や障がいをおもちの方)」の雇用創出にもつながるという、働き手のクオリティ・オブ・ライフの維持、向上につながる非常に良い取り組みだと、自信をもって言える内容でした。

この取り組みを少しでも多くの方に知っていただくため、そして、編み機や毛糸を仕入れるといった製品製造のためにどうしても前もって必要な資金を集めるために、私たちはクラウドファンディングに挑戦しました。

結果「1,134,520円」の支援をいただくことができました。

本当にありがとうございました。

うれしいメッセージとともに支援してくださったり、実際のリターン品の金額よりも多い金額でご支援くださったりと、驚きと喜びの連続でした。

自分たちの活動に、さらに自信をもつことができました。

クラウドファンディングへの挑戦については、こちらのマガジンに連載していました。よろしければご覧ください。

その後、私自身も「クラウドファンディング」に挑戦している人たちの発信をよく見るようになりました。

クラウドファンディングでどんな挑戦を頑張っている人がいるのか、自分自身でやってみることで、以前よりも気になるようになったからです。年々、クラウドファンディングは身近になり、私の周りでも挑戦する人が増えています。

今回の新型コロナウイルスの影響でも、苦境に立たされてクラウドファンディングで支援を募る人も、そんな人に支援したいという人も、増えたのではないかと思います。

私は昨年に、こんなクラウドファンディングに支援をしました。

江上千晴さんという方の「【本場のクチュールを学ぶため1年間のイタリア留学】資金調達プロジェクト」というクラウドファンディングです。

私がクラウドファンディングに支援して良かったと、一番強く思っているのがこのプロジェクトです。

江上さんは、神戸ファッションコンテスト2018で特選を受賞し、イタリアの学校への留学権を学費免除で得た方です。渡航費を含む留学費用の支援をクラウドファンディングで募っていました。

私自身、同じような状況で学生時代にイタリアに留学しました。かなりの貧乏留学生だったため、歩いて1時間ぐらいかかる安い農協のスーパーマーケットで買い出しをしながら、1日3食スパゲティー(当時5kgで数百円程度だったと思います)を飽きないように味を変えて、暮らしていた経験があります。

当時住んでいたフィレンツェは、街自体が観光地なので、街中にある商店はどこも私にとっては高すぎて、ランチには学校から家までわざわざ帰ったり、炭酸水とパニーニ(サンドイッチ)という一番安上がりなもので済ませたり、という生活でした。

日曜日のフリーマーケットで、数百円の古着を買いあさった日々が懐かしいです。

江上さんのクラウドファインディングを見つけたとき、親近感を覚えて、あまり深く考えずに思わず支援をしていました。

リターンは、留学が始まってからの日々の生活を知らせてくれる、Instagramへの投稿です。これがとっても面白い!!学校での授業内容や、現在挑戦している課題のことなど、応援要素満載で、毎回更新を楽しみに拝見しています。その頑張っている様子が、私自身の刺激にもなっています。

おそらく、江上さんのクラウドファンディングへの支援者は、私と同じようにこの日々の生活を見ながら、ずっと彼女を応援し続けるでしょうし、学校卒業後も見守り続けるのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響が深刻だったイタリアでの生活は大変な状況で、心配になることも多いです。もっと支援をすればよかったと、後悔しています。

もしも今、「お金」を理由に夢をあきらめざるを得ない状況にある人は、こういったクラウドファンディングでのチャレンジをしてみるといいと思います。

私は他にも、これまでいろいろなクラウドファンディングに支援してきましたが、人の夢を応援することで、自分自身の勉強になったり、いい刺激やエネルギーをもらえたりすることが多いです。

実は今も、いくつかのクラウドファンディングのプロジェクトに支援をしています。

最近オンラインサロンで出会った「artlogist(アートロジスト)」代表の方波見さんもそのお一人で、今、「【打倒コロナ!オンライン通話で全国の飲食店とつながる飲み会ネットワークを作りたい!】」というクラウドファンディングに挑戦されています。

飲食店を「人が集まる場所」から「全国とつながる場所」へ。遠隔リモート通話を使い、好きなお店で全国どこでも好きな人との食事を楽しめるネットワークを作り上げることに挑戦しています。

実はこちらのプロジェクト、募集期間が本日5月31日までで、残り数時間で終わってしまうものなので、ここに紹介させていただきました。

正直、私は飲食店経営についてはまったくの素人ですから、このサービスにどのような需要があって、どのような可能性があるかはわかりません。ただ「方波見さんの挑戦を素直に応援してみたい!」という気持ちで、支援させていただきました。

最近は、コロナウイルスの影響もあって、クラウドファンディングに挑戦している人が増えていると思います。応援できる数には限りがありますが、無理せず楽しみながら応援を続けていきたいと思っています。

何よりも「新しいコミュニティーの輪」が広がる感じが、とても楽しいです。

クラウドファンディングで「支援してもらうこと」にも「支援すること」にも、一度挑戦して体験してみてはいかがでしょうか。


いつもありがとうございます。活動を、もっと多くの方に知っていただきたいと思っています。いただいたサポートは、それを「伝える」このnoteページを充実させるために使わせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いします。