ENTP向けお金の管理術


ENTPは、新しいアイデアや改善が大好きで、自由な発想力を持っていますが、細かい作業やルーティンワークには苦手意識があるかもしれません。特に、お金の管理に関しては、一般的な細かい管理法や封筒式の方法が煩わしく感じることが多いでしょう。この記事では、ENTP向けにシンプルで効果的な管理術を提案します。

細かい管理が苦手なENTPに合う方法

封筒に使っていい金額を振り分ける方法や細かく記録して後で見返す方法はENTPには不向きです。実際、私もこの方法を試しましたが、そもそも振り分けるのが面倒臭くてできなかったり、記録を見返すことすら忘れてしまったりすることが多々ありました。そこで、試行錯誤の末にたどり着いたのが、次の方法です。

大まかな予算を立てて、全体から引き算する

まず、月に使って良いお金の全体をざっくりと決めます。そして、何かを購入した時には、すぐにその金額を全体から引き算していきます。これにより、残りの予算が一目でわかる状態を保てます。この方法なら、毎回細かく記録を見返す必要がなく、今使えるお金がいくら残っているかを常に把握できるため、管理が楽になります。

このやり方は、記録すること自体が目的ではなく、残高を常に把握するという「現状を見える化する」ことを重視しています。ENTPにとって、視覚的に状況を捉え、判断しやすい状態にすることが、管理のストレスを大幅に軽減してくれます。

思いついた経緯

以前は、封筒式の予算管理法を試しましたが、細かく振り分けるのが面倒で続きませんでした。そこで、使った金額を記録する方法に切り替えましたが、これも後で見返すことがなかったため、意味を成しませんでした。最終的に、記録する際に全体から引き算する方法にたどり着きました。これだと、使った瞬間にすぐ残高が分かるので、管理がとても簡単になりました。

心理機能での裏付け

この管理術は、ENTPの心理機能と非常に関係があります。ENTPは外向的直観(Ne)が強く、アイデアや概念を広げるのが得意ですが、内向的感覚(Si)が苦手なため、過去のデータや細部に注目するのは難しく感じます。このため、封筒式のような詳細管理は負担になりがちです。一方、この全体予算からの引き算方式は、細かいチェックを必要とせず、大局的な視点を維持しながら管理できるため、ENTPにとって非常に効果的です。

この方法を使えば、面倒な管理作業を最小限に抑えながらも、今使えるお金の状況を把握でき、自由な発想と計画性を両立させられるでしょう。

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