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MUMUが長野県東御市を選んだ理由

市報とうみ12月号の移住者紹介コーナーで私たちのことを取り上げていただきました。なぜ、MUMU / 橆々園藝社が拠点に長野県東御市を選んだかを、東御や東信で出会った、素敵な方々のことを思い浮かべながら、
書かせていただきました。

以下、掲載テキストを転載します。少しでも、東御市を含む、上田市、小諸市の東信地域に興味を持って頂ければ嬉しいです。

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東御市なら、四季の移り変わりの中で暮らし、風土を感じながら生業を楽しむ環境がつくれるかもしれない。
私たち夫婦が移住先を探し、東御に訪れ、さまざまな方からお話をお伺いする中で、徐々にその思いが強くなりました。

東御市には、お気に入りの風景を生活に取り入れ、自分らしいスタイルで暮らしと仕事を営む個人や個人事業主が本当に多いと思います。

レストランやカフェ、ワイナリー、リペア家具、ベーカリー、ゲストハウス、果樹農家など、熱意をもった個人や夫婦が、新しい挑戦の場として東御を選び、目の届くスケール感で、地道に哲学のある取組みを形にされている姿を見聞きしてきました。
その中で、私たちも、園芸の分野で新たに生業を作り始める場として、ここで始めたいと思い至りました。

そうして私たちが出逢ったのは、新張奈良原の土地でした。そこは南斜面で見晴らしが良く、もともと花卉栽培がされていた良質な黒土が残る休耕地でした。

標高約1200mで季節の移り変わりがはっきりとしているこの場所は、山野草や一部の樹種/宿根草の栽培に適した環境です。この場を拠点として整備し、将来的には市内外の方にもご来場いただき、東御の風景と植生を楽しんでいただけるナーサリーとガーデンをつくりたいと思っています。

現在、MUMU/橆々園藝社(むむえんげいしゃ)として、私は東信内外でのお庭づくりやお庭のお手入れ、保育園や個人邸の庭園設計、妻はイラスト制作やファシリテーションなど、日々お互いの生業づくりに勤しんでいます。

東信に移り住んでみて、日々、風土と暮らしをしなやかに結びつけた方々のあり方に刺激を受けることばかりです。私たちはまだスタート地点にやっと立てたところです。今後、奈良原で、東御ならではの美しい暮らしを楽しむお庭づくりを提案していけたらと思います。

【市報とうみ12月号の移住者紹介コーナー】

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