模倣する事

模倣って、なんかマイナスイメージないですか、、、!?
模倣って調べると

自分で工夫して作り出すのでなく、既にできているものをまねること。

と出てきました。なんか嫌ですよね。^^;
でもよくよく考えると、模倣することって大事だと思うんでうよね。赤ちゃんだって大人の真似(模倣)して成長していきます。
絵を描くことも基本は対象物を見てできるだけ忠実に描くこと。完璧に模倣行為です!!^^
もちろん、著作権とか肖像権とか大事ですよ。^^(ここでは権利の事を言っているわけではありません。)
例えば、現代アートの作家が「自分にしかできない作品を作る。」と言ったとします。
きっと、「自分にしかできない作品を作る。」って思ったことのある作家って5万といると思います。
ほらね、「自分にしかできない作品を作る。」って思考が既に模倣状態!!^^笑

だから、「模倣＝悪」という概念に捉われる必要はないと思います。模倣したらいいと思います。
写真を見て絵を描くことももちろんオッケーでしょう。(再、著作権、肖像権は大事ですよ。)
巨匠だって模写して技術を高めます。ハッキリ言って模倣です。
もし、模倣を絶対にしないのなら、絵具もキャンバスも使えない。だって、あらゆる作家が既に絵具やキャンバスを使っています。
で、絵具に替わる画材の開発から始めることになります。(屁理屈なようですが事実ですよね。^^)

きっと、模倣をマイナスイメージで捉えるからややこしくなるのでしょう。
模倣するから、成長できる。（学ぶの語源も「真似ぶ」から来てるらしい。）
模倣するから、世界が広がる。
そう思えると、誰かに模倣されても「お、あいつも成長してるな。」「世界を広げてくれたな。」と笑えるでしょう。（再々、著作権、肖像権の侵害は駄目ですよ。）

以上、模倣について考えてみました。^^