一週間連続で在宅勤務してみた

大阪では4/7から緊急事態宣言が発令され、うちの会社もできるところから順次在宅に切り替えていくことになった。

もちろん準備が万全に整っていたわけではないが、そうも言っていられない状況なので、とりあえずコミュニケーション手段を整備してリモート業務に移行したわけだが、私的な事情も相まって、本来は2日に1回程度の在宅勤務が一週間に及んでしまった。

まず、うちの在宅事情を話すと、こどもの面倒もある程度はみてやらないといけない状況だったため、リビングで仕事環境を作って業務にあたったのだが、こどもからは「なんで家にいるのに遊んでくれないの?」とか、「お腹すいたからなんかくれ」とか「のど乾いたから茶くれ」とか、とても100%仕事に集中できる状態ではない。

まあ、幸か不幸かオレの主業務は営業なので、こんな時期にできる仕事は限られているからそこまで集中する必要もないといえばないんけど。

こどものことは予想できてたことなのでそれはいいとして、やっぱりいちばん困るのは昼ごはん。

いつもなら昼休みになって、ふら~っと食事に行くか、買ってきて食べるかをするだけなのに、家族4人分を用意するとともに、どんなメニューにするのかを家族会議で決めなければならない。

これがツラい。

しかも時間が限られているので、準備するだけで昼休みの大半を費やすこともあった。

つぎにキツいのは睡魔。

会社にいればちょっとトイレに行ったりしてビル内をうろつけば消える睡魔も、家にいるとそういうわけにはいかないし、目の前にゴロッとなれるスペースが確保されているから誘惑がエグい。

このあたりを乗り切れば、家で仕事すること自体の支障はないと言える。

あとは実際の業務だが、うちはマイクロソフトのOffice365を導入しているのでTeamsというツールを使えば、チャットであったりWeb会議が簡単にできるので、これはなかなか使えると思った。

会社で仕事してるとどうしても話したい相手が空いているときに声をかけようとしてしまうのでタイミングが取りづらいのだが、チャットだと気にすることもなく話したいときに話せるし、メールほどかしこまる必要もないので、これは在宅に限らず使うべきたと思った。

それからマネージャー以上と経営層が集まる会議もWeb上で行ったのだが、確かに聞き取りにくかったり、逆に伝えづらい部分はあったものの、怒られても臨場感がないので、怒られやすいという利点に気づいた。

とにかく、始める前はアレもない、コレもないといったできない理由を並べてた割には、いざ始めてみたらある程度運用できているので、こういう働き方を発掘できたのはいい機会だったと思う。

コロナがおさまったあとでも在宅勤務という選択肢をもたせることで働き方改革につながるのであれば、会社としてもメリット大なので真剣に考えてみよう。

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