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スペインday5 グラナダ・バルセロナ(カサ・バトリョ)

スペイン最終日の朝も、まだ暗い6時からはじまりました。この日はグラナダから国際線でバルセロナまで帰り、少し観光した後にフランクフルト経由で日本に帰ります。

さて、朝の宮殿内をスーツケースをひきながら歩きます。まだ7時半で、パラドールを後にするのはかなり残念。でも乗り継ぎに余裕を見るために朝の便にしました。

タクシーで空港へ。途中出山が見えて、こんなに自然豊かな場所にいるんだと、都市とは違う感動があります。

グラナダの空港は小さいので、便数も限られます。日本への便を考えると一本後でも良かったのですが、遅延を考慮して早めに出ることにしました。

ちなみに、朝ごはんにはパラドールでランチボックスを作ってくれました。水分が多いので、一部はあらかじめスーツケースへ。それにしてもこのバッグ、可愛いですよね。

国内線はゲートもあまり多くなく、飲食店もほとんどありませんでした。ガイドさんが、小さな空港だから朝ごはんはホテルでとった方がいいと言っていたのも納得です。

国内便はあっという間で、ほんの少し仮眠をとる間に終わっていました。バルセロナに着くと、次のフライトまで6時間あるので、せっかくならバルセロナの街に出ることに。空港でスーツケースを預けて、タクシーで30分かけて市街地へ。

1日目に混んでいて行けなかった、カサ・バトリョに来ました。前日にチケットを取っておいたものです。案の定、とても混み合っていました。

ゴールドチケットだったので、着いてすぐに入場できました。他にもブルー、シルバーなどのチケットの色があり、ブルーには長蛇の列ができていました。

チケットの確認を待つ間にも、可愛い仕掛けが。覗いてみると、、、

カサ・バトリョの歴史がコマ送りで紹介されているようでした。なんて可愛いんだ!

オーディオガイドを受け取ると、まず最初のブースは一面の青でした。地面がぐるりと一周自動で動き、アトラクションみたいです。

中央で眠っているのは、ガウディでしょうか。音と光の中を進んでいきます。

そして上階に登ると、海のような青い世界が広がっていました。ガウディも、この建物は海をモチーフに作ったのだそうです。

光が取り込まれて、そして曲線が美しい。他のガウディ建築でもみた特徴がたくさん見つかります。

そしてこの建物、なんとエレベーターがあるのです。係員の人は使っていたので、現役なんですね、きっと。

上に登るにつれ、青のタイルは濃くなっています。そして、タイルの大きさも小さくなっているのだとか。

ガラスが波のようで、とても綺麗です。海の中を覗く時、あるいはプールの中から空を見上げる時、こんな模様だったよなあと思います。

矢印ももちろん、曲線。こんなところまでおしゃれ。

もちろんカサ(家)なので、当時の生活を思わせる展示もありました。こんな場所に住んでいたら、めちゃくちゃ友達を招待してしまうだろうなあ。

ガラス一枚をとっても、絵になるんです。最終日にもガウディ建築を見ることができて、父も嬉しそうでした。

カサ・ミロでもみたような、このアーチ型の天井。屋上が近いようです。

屋上には、犬用?と思われるお水も。可愛いなあ。

屋上にはカフェバーもありました。時間があれば、ここでゆっくりと1杯飲むのも楽しそうです。

恐竜をイメージした屋上のモチーフ。ライトアップされているのも綺麗だろうなと思います。

海の世界から1時間半かけて帰って、タクシーで空港へ。空港から乗ったタクシーの運転手さんがとても気さくな女性で、母は帰りにツーショットを撮っていました。

空港でバルサのお店を覗いたり(私はサッカーは詳しくないけれど)、ちょっと軽食をつまんだりしてフランクフルト行きの飛行機に乗りました。ところがこれが1時間遅延して、フランクフルトでの乗り継ぎ時間が30分以下になるハプニングが。ただ、ANAのコードシェアで取っていたので、帰りもなんとか乗ることができました。

帰りの飛行機では、母おすすめのアーガイルという映画を見ました。

ただ、やっぱり時差と睡眠不足には敵わず、その後数日間は眠かったです。

フランクフルトから羽田。帰ってきてしまったという寂しさと、無事帰って来れた嬉しさがどちらもありました。また家族で旅行ができたらいいなと思ったスペイン旅行でした。


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スペイン旅行をもとにしたエッセイはこちら


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