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継続的な不安や焦燥、その原因について その1

書き出し

壮大なタイトルだからきっといくつもの記事になるだろうと思ってナンバリングした

強迫観念

働かざるもの食うべからずという言葉がずっと私の方を掴んで離さない。もっと働かなければ食えないと変換されて私を離さない。

もちろんそんなのは強迫観念にすぎない。幸福にも日本は(言い方にはこの際気をつけない)贅沢をしなければ食べていける保証のある国だ。

でもそんな次元の話ではない。私の、もしかしたらあなたの心にカビみたいに深く根ざした考えは。

しんどいのだ

本にはたくさんアドバイスが書いてある。嫌われてもいい、自分を好きになろう、人に無理に好かれる必要はない、自由な生き方をしよう、とか。

頭ではわかるよ。でもそんなの、あぁそうなんだって簡単に自分の中にインストールして明日からとは言わないまでも一ヶ月後から1年後からともすれば10年後からそんな生き方ができるかと言われればノーに近い。

出来る人はいると思うし、それは嘘だとも思わないけど、それができる人間とできない人間がいるのは真だと思う。

お金

なぜ働かなければ食えないかって、お金がなくなるからだ。お金がなくなると食べ物が買えない。家に住めない。着る物も買えない(日本という恵まれた国では、そこに対する救済措置があることは、ここでは触れない。そんな話をしていないからだ)

つまりお金があれば生きていける。生きるというそれ単体においては不自由しない。

お金はお金を原因とする不安や焦燥、つまり働かなければ食えないという言葉の一端を意味するお金を得ないと生きていけないという強迫観念を消してくれる。

お金は万能ではない。けれど十分な効果はある。と思う。

実際は働かずにお金を得たことがないからわからないけれど、私の肩を握るその手はお金を欲している。それは自分の手のような気がしてきた、今。

いつかにつづきます。


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