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兵庫県公立高校入試のために夏休みやるべきこと(数学編)

今回は兵庫県公立高校入試の数学を解いてみたので、その感想と分析を行い、夏休みに何をすべきかを書いていきます。英語は以下の記事から読むことができます。


問題構成

試験時間は50分で大問6題で構成されます。第1問は計算問題と角度を求める問題、そして統計・データの問題が出題され、配点が最も高い問題になります。ここは、9割〜完答を目指したいところです。

特徴的なのは、最後の第6問。これは身近な事例をもとに、数学的な知識と論理的な思考を使って解く問題で、大学入試の共通テストを意識した問題となっています。あえていうのであれば、整数問題といえます。

残りの大問4題で、一次関数、図形の証明、二次関数、確率と場合の数がバランスよく出題されている印象です。

夏休み期間のおすすめ勉強内容

まずは基本事項から

まずはすべての分野の基礎事項を徹底的に押さえましょう。基本事項を押さえるだけで、各大問の半分〜7割は解くことができます。数学の過去5年間の平均点が6割弱であることを考えると、基本事項だけで平均点は軽く超えられると考えられます。

したがって、計算問題(大問1)は完答を目指し、その他の部分は、得意な分野を見極め、勉強していくことが高得点への近道になるでしょう。

文字で置く、文字を使って思考することに慣れよう

数学では、x、yなどを使用して、わからない数値を文字で置くとスムーズに解答できることが多くあります。兵庫県の公立入試も例外ではなく、特に最後の第6問では、整数を文字に置き換えて考えていくという問題が出題されています。
夏休み期間中に、基礎事項を終わらせることができた人は、ぜひ文字式に慣れていく練習を行うことをおすすめします。

問題には誘導があるということを意識する

数学の大問の構成は、小問4〜5問で構成されますが、上から下に行くにつれて高度な問題になっていきます。
では、その高度な問題を1から考えるのかというと、そうではありません。それまでの問題が、最後の問題を解くためのカギになっていることがほとんどです。つまり、問題文が完答へ誘導しているということですね。
意味のない出題はしない」ということを念頭に置いて、解いていくようにしましょう。

数学は何よりも解法・解き方を覚えることが大切

数学が苦手な生徒さんは、解き方、いわゆる定石を知らないことがほとんどです。(計算力が不足している場合もありますが、その場合は小学生のドリルからやり直すことがベターです)
問題をただ解くのではなく、解き方を理解し、運用できるように夏休み期間中に訓練を積みましょう。


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