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よく走り、よく守る。ヴォルフスブルグはどれだけ変わる?VSケルン戦 IGレポ

 ついにそう。ブンデスリーガです。

 始まりましたね。私が一番追いかけたい。見たいリーグがブンデスリーガです。推しチームも多く、戦術・戦略に長けた監督さんが多い。そして日本人選手もいる。何かと毎試合好カードがあり、得点も結構入るんですよ。

 魅力を伝えたいですが、本題はそれではないので、今回はやめます。今回はオリバー・グラスナー監督の下、3-4-3で新たな生まれ変わりを計るヴォルフスブルグを見ていきます。ヴォルフスブルグの開幕戦は2部から1年で1部に帰ってきたケルンでした。

 指揮官であるオリバー・グラスナーの主な経歴がこちら。

 いわゆるラングニック派であり、ロジャー・シュミットのアシスタントを務めていたこともある。オーストリアのLASKをわずか4年でリーグの強豪に成長させた。3-4-3が彼の好むフォーメーションだ。

では振り返ります。

カステールスも非常に足元は定評があり、CBの中央は本職中盤のギラヴォギなので、後方から組み立てることは意識されていた。ただケルンも、中央は固めていた。したがってサイドで数的優位を作り出し、相手の陣形を崩していこうと狙いを定めた。

 ウィリアムもしくはルシヨンにボールが渡ったときに、シャドーの選手はまずは背後。もしくはフェイクを入れて平行で受ける。彼らのランニングでヴェフホルストへのパスコースも空き、シュラーガーも前に押し出せた。

 やはり強気なのが、決して5-4-1にはしないこと。シャドーがCFと平行なポジションでブロックが形成されるので、ズルズル下がることなく、プレッシャーは掛けれる。その分負担も大きい。

 気をかなり使ってたのが、WBの絞り。左右のCBが持ち場を離れて飛び出しにいったら、WBもポジションを上げるのではなく、自重して、CBのカバーに入っていた。


今回は攻撃、守備においてヴォルフスブルグに時間が与えられたときに、現れた狙い、約束事を整理しました。やはり切り替えの連続であるサッカーにおいて時間を作る働き、自分たちのペースに落とし込むことは難しいことです。したがって、そのペースが生まれたときに、焦らずビルドアップができるか。隙を突かれることなく、守備の整備を行い、尚且つ自分たちの攻撃にできるか。用意された戦術が発揮される部分なんじゃないかと思います。

次はトランジション時の約束とかにも触れたいですね。

1節に1チーム、もしくは1試合は取り上げて、分析をできたらなと思います。

就活生です。サッカーばかりでしかもコアなところを攻めています。少しでも驚き、笑いがあった方はサポートお願いします。