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深田隆之監督 最新作『ナナメのろうか』スペイン最大のサン・セバスティアン国際映画祭に正式出品決定!

深田隆之監督 最新作『ナナメのろうか』が第70回 サン・セバスティアン国際映画祭 サバルテギ・タバカレラ部⾨への正式出品が決定しました。同映画祭は9月16~24日に開催されます。映画祭入選に伴い、監督・出演者のコメントも掲載。本作は9月10日よりポレポレ東中野にてロードショーです。

サン・セバスティアン国際映画祭ってどんな映画祭?
サン・セバスティアン国際映画祭はスペイン北東部の都市サン・セバスティアンで開催され、今年で70回目を迎えるスペイン最⼤の歴史ある映画祭です。ヨーロッパにおいてカンヌ、ベルリン、ヴェネチアに次いで重要な映画祭として位置付けられています。昨年、日本からは濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』や杉田協士監督『春原さんのうた』等が出品され話題を集めました。今回出品されるサバルテギ・タバカレラ部⾨の“サバルテギ(Zabaltegi)”は、バスク語で“⾃由”を意味し、国、⾔語、⻑編・短編を問わない様々なジャンルの映画が出品される部⾨です。キャリアもかなりある方達の作品が集う映画祭ですので、世界でもかなり注目される映画祭。『ナナメのろうか』のようなとても小さいチームで制作した作品がこうした映画祭で評価されることは大変喜ばしいことです。監督は現地にいきます!

受賞についてのコメント
吉見 茉莉奈
本作をサン・セバスティアン国際映画祭で上映していただけるとのこと、大変光栄に思います。一週間一軒の家に篭って、小さなチームで撮った映画がこれから海を渡るなんて不思議な感覚です。この姉妹の物語が、そしてこの家の話が現地の皆さまの目にはどのように映るのか、反応を今からとても楽しみにしています。

笠島 智
「ナナメのろうか」を選んで頂き本当に嬉しく光栄に思います。ありがとうございます。深田監督や共演の吉見茉莉奈さん、作品に関わる全ての方へ感謝をお伝えしたいです。撮影中、深田監督は心の小さな機微でさえ何度も聞いて下さり、丁寧に紡いでくださいました。姉妹に流れる時間やあの家は、どんな場所にもどんな国にも存在するのではないかと思います。観てくださる方々の「いつか過ごした時間」が蘇る機会となれば嬉しいです。

深田 隆之
44分、全フレームに記録された俳優とスタッフの仕事が、海外の観客の目に触れることを光栄に思います。とても小さなチームが毎日家に集まり、それぞれの役割を全うした豊かな日々を思い出します。遠く海を越えて、サン・セバスティアンという土地で新たな観客と出会えるのを楽しみにしています。