03.Jan.2020　自分の機嫌は自分で取りたい

煙い。ビクトリア州のメルボルンから東側に位置する小さい街で死亡者が出るレベルの森林火災が起きているせいだ。

外へ出ると実に煙の匂いがする。これまでも何度か煙い日はあったが今日は特別視程が低い。本来なら晴天のはずなのに空が白い。なんてこった。

久しぶりにケロッグのコーンフロスティを食べた。１０年ぶりくらいだ。僕の子供時代の懐かしい味がする。もともと輸入物なので英語圏ではちゃんと手に入る。昔より少し甘くなったような。

僕は自分で自分の機嫌を取りたい人だと思う。

外界での戦いの後は巣に籠もって一人で自分の傷を癒したい。

別に変なことを言っているわけではない。困りごとがあっても人に相談するよりむしろ自分一人でしっかりと考えたい。自分の抱えている要素全てを深く考慮できるのは自分自身だ。他者と一緒に考えるには前提条件として伝えなければならない情報が多すぎる。例えば自分の細かな性格だとか。

時には他者に共感してもらえる方が心が楽になることもあるのかもしれない。だが、実のところ問題解決へと舵を切るのは自分の手だ。相談したところで具体的な解決策には漕ぎ着くことはない。そう考えてしまうタイプの人間だ。書いていて思った、なんてドライな人間だろう。

他者に相談するために自分の手の内を打ち明けることに抵抗があるのかもしれない。自分の心の底で考えている事、やってしまった失敗を知られてしまうことが怖いのだと思う。

いつか誰かに言われたことがあるが、少し僕は極端なのかもしれない。相談すること＝解決することではないのだよな。そもそも自分の中では相談は問題解決のためであり、真面目な話において共感のために誰かに内情を話すことが少ないかもしれない。なるほど。