見出し画像

グッドワイフ season7

第9話
ディーバ・フェルドマンの経営するレストラン「Little Dokebl」が倒産。ディーバはその原因がチャムハムのフィルターによるものとして彼らを訴える準備を進める。チャムハムの地図には地区の安全指数を示すフィルターが搭載されており、青は安全、黄色は普通、赤は近づくな。「Little Dokebl」は赤のエリアにあり、カーナビはそこを避けて通り、店の名前などが表示されなくなる。しかもレストランの周辺に危険な要素はない。強いて言えば、その地区には黒人が多いこと……。かつて事務所に煮え湯を飲ませたモニカ・ティモンズの依頼で、ダイアンとケイリーは代理人に。一方のチャムハム側はルイス・ケニングの依頼でアリシアとルッカが担当に。ケニングの事務所には白人しかおらず、黒人であるルッカを利用しようという魂胆だ。店が潰れたのはフィルターのせいか、低所得者が多い地区に出店した彼女自身のせいなのか。チャムハム、新社長スペンサー・ハーマンになったんだ! 5万ドルの和解案を蹴り、舞台は法廷へ。判事はこのドラマで唯一、頼れる良心的人物、マイケル・マークス。ネット系の裁判はすべてこの方。依頼人も弁護士も判事も政治家もみんなクソだらけのドラマにおいて、このマークス判事は神。不法妨害の場合、「認識していた証拠」が必要。ハーマンはフィルターが人種差別的に作動するはずはなく、犯罪率統計とユーザーのフィードバックの二点においてのみ判断すると主張。しかし、チャムハムのCOSはユーザーの71%が白人、アフリカ系は11%。当然レビューには偏りが生まれ、フィードバックにも反映されるーー。判事の判断はアリシア側に不利なものに。ケイリーらはさらに、証拠の全面開示を求めてくる。チェックの過程で出て来る様々な差別的な要素。「アルゴリズムに持ち家率を入れるか検討」とか、挙げ句の果てには「動物事件」!! ああ、反吐が出る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?