こだわり

ふと水を飲んでいるときに、自分のこだわりについてのエピソードを思い出した。

私はコップはガラス製が好きである。はるか昔、幼稚園くらいの頃、家で食事をする際に、割れにくいプラスチック製のコップを嫌がり、ガラス製のコップしか使わなかったと何度も親から聞かされた。

なんというわがままな子供なんだと思った。

大人になった今でも、コップはガラス製が一番好きだし、プラスチックの食器はなんだか使いたくない。

これは私の小さなこだわりなのだと思う。こだわりというと響きは良いが、単なるわがままであるともいえる。

他にもこだわりはたくさんある。こだわりというか好みなのかもしれないけれど、こだわりと呼びたいと思う。

こだわりに縛られると、時には身動きが取れなくなってしまう時もある。そんな時はこだわりを解き放つことも大切だと思う。

こだわりを大切にし続けると、いいこともたくさんある。こだわりはこだわりを呼び寄せてくれるし、より洗練されたこだわりになっていく。

頑固爺にはならないように気をつけなくちゃ。

おわり


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