地味女子が学生最後の思い出にバックパッカーしてきた件
こんにちはむぎです。私は旅が大好きです。このGWも旅したかったけど外出自粛中なので、旅の思い出を振り返って旅をしている気分になろうかなと思います。(記憶をたどって書いているので間違えてるところもあるかも)
私は学生最後の春休みにタイでバックパッカーの旅をしました。研究室が3月上旬まであったので、春休みは2週間程度しかなかったけどすべてを旅に費やしました。
理由は就職したら長期の休みが取りづらいだろうと思ったからです。また1人で自由に旅をするスタイルが好きだけど、当時海外には2回しか行ったことがなく、旅スキルを上げたいという気持ちもありました。
学生最後の休みなので、当然卒業旅行のシーズンです。友達と最後の思い出を作りたい気持ちはあったけど、私はもともと友達があまりいないので問題ありませんでした。それに仲がいい友達は卒業してからも遊ぶと思うし、バックパッカーしてくると言った時も心配しつつ、面白がりながら送り出してくれました。良い友達です。
旅スキルを上げる計画
当時海外での旅スキルを上げたいと思っていたけど、危険すぎることは苦手です。私は海外渡航経験が少ないので、どこまでが安全でどこからが危険か、土地、人、食べ物を判断する感覚が養われていませんでした。それに飛び込みで宿に泊めてもらったり、地元の飲食店に入ったりする方法がわかりませんでした。
迷った末、私は「タビイク」という団体に参加しようと考えました。タビイクは「旅の練習から始まる海外バックパッカー育成」を企画しており、旅慣れたリーダー1人を含む複数人で旅行しよう!という団体です。
行先はタイを選びました。微笑みの国と言われるだけあって、タイは旅人に優しい人が多く、物価も安く、旅初心者には最適なんです。またバックパッカーの聖地と言われるカオサン通りにも行ってみたいと思っていました(ミーハー)。
計画としてはこうです。
①自力でタイまで行く
②前半1週間はタビイクメンバーと過ごしながらタイとバックパッカーについて学ぶ
③後半1週間は1人で旅する
予定はあまり詰め込みすぎず、行きたいと思った時に好きな場所に行けるようにしました。だから後半1週間はスケジュールは決めずに、地球の歩き方だけ読んで適当に旅立ちました。
タイ到着からバンコク市内へ
タイの首都バンコクには、スワンナプーム国際空港とドンムアン空港という2つの主要な玄関口があります。私が降り立ったのはスワンナプーム国際空港。中国での乗り継ぎも含めて、12hぐらいの空の旅でした。
中国東方航空というL CCで行ったので席が狭く乗り継ぎ時間も長かったけど、Kindleを持って行ってたし、空港内はWi-Fiが飛んでいるので体感的にはあっという間でした。(今回の旅では海外用のWi-FiやSIMは持っていきませんでした)
なにより異国の地で自由時間が与えられて本読んだり好きなように過ごせるって最高~とアドレナリンが出ていたからかもしれませんが。。笑
スワンナプーム国際空港に入ると、そこはタイの匂いでした。「日本の空港は醤油の匂いがする」と言われているとおり、各国独特の食文化や風習からくる「匂い」があります。
タイの匂いは、お香のような甘い匂い。若干ムスクっぽい深めの匂い。この匂いは旅の途中で何度も嗅ぐことになりました。寺院に入った時、シャンプーした時、露店に売られている石鹸の匂い・・・。タイはアロマ文化が進んでいるのかな。優しくて甘くて、私はすごく好きでした。
↑ 露店似られてるタイの石鹸。緻密で可愛くていい匂い。
入国手続きをした後は、タビイクのメンバーと合流するために待ち合わせ場所に行きました。メンバーとは旅の前からLINEでやりとりをしていたので、空港内のWi-Fiで連絡を取りながらスムーズに合流できました。
集合場所は空港内の階段の下でした。全員で7人。雑談してる子や床で寝てる子もいて、旅慣れてる子が多い印象を持ちました。
床で寝るって、日本では非常識だと嫌な目を向けてくる人もいると思う。だけど海外では、日本の非常識が常識だったりもして、日本にいるより自由に動き回れる感じがあるんですよね。
例えば電車で飲食したり、木に登ったり・・・今の日本では綺麗に整備・管理されすぎてて、制限されていることができるのも、海外の魅力の1つだと思います。(もちろん海外であっても節度は必要、迷惑をかける行為はだめだけど)
メンバーが揃ったら、軽く自己紹介をしてAIRPORT RAIL LINK(高速鉄道)バンコク市内に向かいました。
カオサンまでは大体1hぐらいかな。
これが噂のカオサン通り。ちょっと、くさい。露店の飲食店が多いので、食べ物のごみの臭いだと思う。
でも活気があって、スリとかには気を付けないといけないけど、旅に来た感は存分に味わえる場所だと思います。タイ人は少ないかもしれない。よれよれの服を着た欧米バックパッカーが多い印象。タイの人は日本人と韓国人と中国人の見分けがつかないらしく、客引きのおばちゃんには「ニーハオ!アニョハセヨ!コンニチハ!」と全言語で話しかけられました。
カオサンに着いたらまず宿探し。宿探しの基本は以下3つ。
①冷房はあるか?
②シャワーはお湯が出るか?
③フリーWi-Fiがあるか?
この3つが揃っているかどうかで、かなり快適さが違います。堪能ではない英語を使って飛び込みで宿を探しました。こんなの日本でもしたことないな。。。そう思いながら宿主に声をかけると、
めちゃめちゃ勧誘される。
条件①~③が満たされてなくても「部屋がきれいだから」といった別のアピールがすごくて、泊まるよう急かされます。日本人もこのぐらいの押しが必要かもね・・・と思いながら、一泊1000円程度で条件を満たした宿を見つけることができました。
次回はカオサン~バンコク観光を書こうと思います。読んでくださりありがとうございます!
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