最大効率化の学習方法

本日も教員、保護者のみなさんを中心にお伝えしていきます。

子どもに勉強を教えていて、
「この前教えたのにどうしてできないの??」
「どうして何回もやっているのに覚えられないの??」
そんな場面ありますよね??

私自身も勉強していて、

「なぜ、覚えられないのか。理解力ないのかな??」
と思うことも多々あります。

実は覚えられないのには理由があるんですよ。

でも、仕組さえ分かれば、最大限効率よく学習ができます。

学校や家でお困りの方に是非読んでもらいたい内容になっています。

目次

・脳に情報を定着させる方法

・1サイクルで複数のジャンルをこなす

・時間を等分する

・休憩する


脳に情報を定着させる方法

ただ、やみくもに学習をしても内容は定着しません。時間は有限なので効率よく学び、最大限の成果を求めたいですね。

その学習法の1つとして

「分散学習」があります。

それでは、分散学習について紹介します。

簡単に言うと、
「復習の間隔を少しずつ伸ばして学習する」ということです。

なぜこの学習方法が世界的に見ても、効果的と言われているかというと

「脳は新たな情報を定着させるにはある程度時間がかかる」

といわれているからです。

なぜ、記憶した情報の定着に時間がかかるのかというと、人は忘れることができる動物だからです。

例えば、悲しい・辛い情報はいつまでも記憶していたら前に進めません。

だから、本当に必要な情報だけを記憶して、必要な時に思い出す。これが脳の仕組みです。

これは忘却曲線に基づいています。

忘却曲線とは心理学者エビングハウスによって提唱されたもので「時間の経過」と「記憶の定着率」を数値で表したものです。

人は記憶してから
・20分後には42%を忘れる
・1時間後には56%を忘れる
・1日後には74%を忘れる
・1週間後には77%を忘れる
・1ヶ月後には79%を忘れる

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