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無縁仏になろうとして失敗した話

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2020年2月の記事一覧

無縁仏になろうとして失敗した話(2)青年期編

無縁仏になろうとして失敗した話(1)のつづき

死が救いであるという考え方は思春期を迎えて自我が芽生えるとともに徐々にポジティブな意味合いを持ってきました。その契機となったのが棄教でした。成長とともに肉体的にも精神的にも親から自立していく中で、自分の中でこの教団、そして母親にはついていけないと確信するに至りました。例えば、教義では婚前交渉どころか、そういった淫らなことを考えること自体が罪とされてい

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