「この時代にあえてアルバム単位で音楽を聴く」第1回 oasis「Standing on the Shoulder of Giants」
というわけで文字通り
音楽は曲単位で聴く時代にあえてアルバム単位で聴いてみようというコーナーなのです
第一回目はオアシスの4枚目のアルバム「Standing on the Shoulder of Giants」
僕はオアシスのファンなのですが、やはり一般的に低迷期と呼ばれてるこのアルバムは聴いた回数がかなり少ないです。
そこで改めて通して聴いてみたい!
1 FUCKIN’ IN THE BUSHES
いきなりのインスト、たしかガイリッチーのスナッチのクライマックスで使われてましたよね。これオアシスの中でも実はかなりの名曲だと思います。高揚感凄い。何かの勝負前イアホンで聴きたい
2 GO LET IT OUT
これいいですね。アレンジが今までのオアシスらしくはない気はしますがメロがキャッチーだしリアムの声も気持ちいいです
ついでにPVのリアムもカッコいいんですよねこの曲
3 WHO FEELS LOVE?
サイケなイントロがワクワクします
これだけで元をとったような気に(何の?)
ずっとフワフワした気持ちで聴けます
4 PUT YER MONEY WHERE YER MOUTH IS
かなりのオアシスファンでも忘れてそうな地味な立ち位置の曲です
改めて聴いてもあまり印象に残らないかも…
5 LITTLE JAMES
リアムはじめての曲
なんとなく本人もノエルも習作の域を出ない的な感想だった気がしますが僕はこれかなり好きです。思いっきりHey Jude意識したアレンジも好きだなあ。作者に過小評価されてるイメージ
6 GAS PANIC!
重い!暗い!歌詞もアレンジも!(実はメロディはとっつきやすい)Massive Attackを意識したりしたのかなあ。めちゃ好きだなこれ。いつものオアシスって「陽」のイメージで名曲も陽性だけどこれは「陰なオアシス」の名曲だと思います
7 WHERE DID IT ALL GO WRONG?
ここだけ前作Be Here Nowのアレンジに近いイメージ。キャッチーなメロだけど今一歩印象に残らないイメージ。ノエルなら手癖で書けそうな曲
8 SUNDAY MORNING CALL
ノエルはこういうメロディアスな小品にハズレなし!って感じです。アレンジもとても好き。
9 I CAN SEE A LIAR
この曲も4、7曲目同様あまり印象に残らない曲。でも実はアルバムってそういう曲があった方がむしろいいのかもと思います。アルバムにとって大事なのは流れが途切れない一貫性にある気がしてきました
10 ROLL IT OVER
ラスト曲
他のアルバムの壮大系のラスト曲あたりに比べたらどうしてもちょっと弱い気もしますがラストサビの壮大さはやはり気持ちいい
11 LET’S ALL MAKE BELIEVE(BONUS TRACK)
ボートラだけどかなり好き
これに限らずオアシスのアルバムってボートラわりと良曲多い気がします
思ったより全然いいアルバムでした!
やはりアルバム通して聴いてこそ真価わかる曲というのはあると思います
確かに名曲集とはいえませんが一貫性あってコンセプトしっかりしてる
聴いてて集中力切れなくて気持ちいい!
流れが切れないという意味では7枚目(ラスト)のDig Out Your Soulと同じような「名曲なき名盤」感あります
名曲がたくさんあるより、一つのコンセプトでまとめられ流れがしっかりしてるほうが名盤の条件なのかも
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