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探求する学びをつくる

今日は、「探求する学びを作る 社会とつながるプロジェクト学習」について紹介していくよ!



2学期に向けて教材研究する中で、どんぴしゃりな本でした!
ざっくり説明すると、アメリカの公立の小学校(チャータースクール)の実践が書かれている本。そこでは、プロジェクト型学習と言って、イメージで言うと総合学習みたいなもののようなものが基本なの。
私たちは、ずっと一方的な講義の授業を受けてきたよね。「勉強=知識を教えてもらう」ものみたいなイメージがあるかもしれないけど、これからの時代は知識観や学習観を変えていく必要があるよね!
プロジェクトを遂行する過程でいろんなものを教科横断的に学んでいく、そういった学習スタイルをとっている学校が紹介されていました。日本でも取り入れようとはしているんだけど、なかなかうまくいってないのが現実…。
言い訳すればキリがないんだけど、2学期から参考にできそうな点についてまとめていこうと思います!

1ゴミ箱行きになるような課題を設定するな


自分が一生懸命作ったものが、ゴミになるだろうって思ったら誰も一生懸命やらないよね。仕事だって同じ。自分が一生懸命考えたプロジェクトが、上司のゴミ箱に捨てられていく運命を知っていたら、そんなの絶対頑張らないよね。
でも、これと同じようなことが学校現場では当たり前のように行われている。例えば、読書感想文。あれ誰のために書いてるの?笑
先生が読んで先生が評価して、先生のゴミ箱に捨てられていく…みたいな感じ。だからやる気出ない…そして読書嫌いになる…みたいなあるあるな流れね。
そうではなくて、価値があると生徒が感じるものにしなければいけない。
よく、クラス内で発表したりするけど、クラスの友達に発表するなんて、大してモチベーション上がらないんだよね。せいぜい親が参観に来たときに紹介するなんていうのもあるけど、それもいまいち…
やっぱり学校以外の人との接点を作っていくのが大事!企業だったりとか、その道の専門家だったりとか、そういう人に対して何かプレゼンをするなんてなったら超本気になるよね!
でき得る限りで、何か学校の外とつながっていけないか模索していこうと思います!

2批評し合える関係づくり

学校現場であるあるなのは、できたものをそのまま発表して終わり!というもの。仕事だったらそれってありえないよね。
発表する前に、いろんな人に意見をもらってブラッシュアップして、それで本番を迎える。その時に、お互いにアドバイスしあったりとか、そういう時間も大事。
でも、批評するって、日本人は結構苦手なのよね。遠慮してしまったり、無駄に攻撃的になったり。
そうではなくて、部活でアドバイスし合う感じにするとよいよね。足の引っ張り合いとは違くて、勝利という目的のためにお互いアドバイスし合うイメージ。
もっとお互いの作品をブラッシュアップしあえる関係を作っていきたいなぁ!

3子供たちとじっくり進んでいく

こういう、プロジェクト型の授業すると、まぁ思うようにいかないのよ(笑)
子供たちのやる気もその時々によってまちまちだし、子供によって学び方も違うし、学力も違う。そこに対して、イライラするのではなくて、じっくり時間をかけながら相手を理解しながらゆっくり進んでいくことが大事。焦っちゃっだめだよね。
こうでなきゃいけない!というしがらみからも解放されないと。
いきなり40人を把握するのは難しいけど、じっくりじっくり、彼らがどんなふうにゴールに向かっているのか理解する努力をしていこうと改めて思った!


むちも仕事で、いわゆるプロジェクトを任されているんだと思う。プロジェクトを遂行していく中で、疑問が生まれてについて学んで、周りと意見をすり合わせながら前に進んでいるわけだよね。そういうことを教室でも実現していきたい。
会社員時代を思い返すと、なんだか当たり前のことのような気もするのよね。肝は、学校と社会をつなげて考えることかな。
よーし、2学期がんばるぞー!まる

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