今日のWHITE 〜 2020.May.5 〜

画像1





〜 魅惑の雫 〜 2020.May.5
Cathereine Riss Vin D'Alsace de sous de table 2017
Auxerrois 65% , Sylvaner 35%
Cathereine Riss / 🇫🇷


ファッションと一緒でブランド買いはしない。
隔った価値観は成長を妨げる。
感性揺さぶる個性が感じれるかどうかが大事。
単純に FASHION でいえば「カッコイイ」、
WINE で言うなれば「美味い」、
が最重要であるという見解が僕の選定方法。

ただ、カトリーヌ•リス が造りだすワインは
毎年購入してしまう。
純粋に彼女の造るワインの美味しさに
魅了され虜であるから。

彼女のワインの一番の個性であり
圧倒的な長所はとなれば、『優しさ』と答える。
ワイン(自然派ワイン)は、自然にも人にも優しい。
味わいも優しい。そこは一貫しているが、
カトリーヌのワインは別格❗️

カトリーヌ•リス。
フランス🇫🇷の最も美しい村にも指定されている
ミッテルベルクハイム村。
その村にドメーヌを構える ルカ•リフェルの建物の
一部を間借りして彼女のカーヴ(貯蔵庫)は存在する。

カトリーヌは、ワイン好きの両親がドイツ🇩🇪の国境に
近いゲルストハイム村でレストランを経営しており、
幼い頃からワイン🍷には接する機会に恵まれていた。
その影響から高校生の時には
ワインの世界で働くことに興味を持っていた。
2003年から醸造学校で2年学び、
BTS(醸造栽培上級技術者)の資格を取得。
学校研修先でビオディナミ農法に興味を持ち、
2005年よりディジョン大学で醸造学を2年学び
DO(フランス国家認定醸造技術師)の資格も
取得する秀才な努力家。
卒業後は世界を旅し滞在しながら
異なる地域のワインを学んでいきました。
.
2008年に旅先の研修中に知り合ったアルザスの作り手/
マルク•クレイデンヴァイスの息子アントワーヌから、
アルザスのワインプロジェクトの話を聞き、
彼の紹介を通じ、そのプロジェクトの責任者となり
働き始める。そんな彼女はすでに独立願望もあり
働きながら着々とワイナリー立ち上げへ向けて動き、
2011年に念願の畑1.5haを借り入れに成功し、
2012年1月よりスタートし、
2013年には1haの畑をさらに借り入れ、
2.5haで取り組んでいる。

2.5haは、25mプール(25m×11m)でいうと90個分。
ちなみに、甲子園球場は3.85haです。

肉体重労働が必要不可欠な栽培と醸造。
自然派であればそれがより顕著。
ビジネス的にも簡単ではない。
そんな仕事を女性1人で行う。
さらに左手はないハンデをもって。
彼女は幼い頃に誤って機械に左腕が挟まり失うという
身体的な不自由がある。
そんなハンデをもろともせず持ち前の明るさと
根性で仕事をどんどんこなします。

彼女のワイン造りのモットーは、
『できるだけ手をかけずに、よりナチュラルに!』。

手間隙惜まずに自然に寄り添い育て上げた葡萄🍇を
自然醗酵9ヶ月、古樽で10ヶ月熟成させ
造り上げたワインは、優美でふくよかな香りだけで
幸福感に酔い痴れる。そこに、極上の優しい滑らかな
液体が舌を包み込むように柔らかくぎゅっと旨味を
感じ飲み込みたくない気持ちと次を欲する欲望と
葛藤のせめぎ合いの悦びを体感する。

似てるワインを聞かれても似てるワインはない。

繊細で力強い優しい強烈な旨味。

これは衝撃的。

僕がワイン(自然派ワイン)を大好きになるキッカケの
1つでもあり1人でもある。

僕は必ずいずれお礼に行きたい。
貴女のおかげで人生が華やぎより
素敵に感じれるようになったと。
いつも貴女のワインで幸(口)福感いっぱいですと。

僕はワイン(自然派ワイン)と出会い、感謝も増えた。
そして、より沢山のことを学びたいと思えた。
そして、ツクリモノにはツクリテが現れる。
ということを再認識したことにより、
より人に興味を持ち好きになった。

ワインが繋がりを与えてくれた。

だから、カトリーヌ•リスのワインを開けるときは、
大事な人たちに振る舞える高揚感が最高のときに、
と決めている。

世に出てくる数が少なすぎて、
なかなか手に入りませんが、
気になった方は、
ぜひ、買って飲んでみてください。
純粋に美味い。
そして、極上に優しい気持ちになれる。

ぜひ、飲まれた方は、語りましょうね、
もちろん、ワイン飲みながら🥂



僕らは、FASHION・FLOWER・WINEをこよなく愛し、日々楽しんでいます。オリジナル商品の製作やWINE×FLOWERをコンセプトにした BAR を運営しています。ぜひ、サポート、宜しくお願い致します。