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佐藤界最凶「亜人」の佐藤さん。

三連休が終わるのがどうしてもイヤだったので、暴れている綾野剛さん見ようと数年ぶりに「亜人」を見ました。
ア〜かっこいいい………!!

血!暴力!殺戮!もはや彼の存在が銀色の凶器!
喋り方と殺意がねっとり耳と肌を撫でてゆきますね。
ありがとうございます。ぞくぞくします。

息を吸って吐くくらいの躊躇わなさで繰り返される自死と生還。
合理的な冷静さと戦いをただ楽しみたい無邪気さのアンバランスを同時に浴びせられて自律神経狂いそうです。
特に冒頭の研究所襲撃シーン、リセット→目をカッッ!!と見開いて0.1秒で反撃のシーンが目眩するほどかっこいい。
綾野剛、スタイルがいい…ちょっと傷んだような銀髪が素敵……つよい…こわい…かっこいい。佐藤さん好き…………。

そういえばと思い立ち、狂いついでにアニメの亜人も見てみました。

「いうてまあ原作の佐藤さんはおじさまだし、そんなときめかずに冷静に見られるはずオッケーオッケー👌」

ナメてました。即堕ち2コマしました。
すっ…ごく魅力的なおじさまじゃないですか。
ときめき不可避です、こんなの。無理無理。かっこいい。
声帯が大塚芳忠さんなのも良い。
かつて「ロード・オブ・ザ・リング」でアラゴルンにお熱だった時代を思い出してしまいました。
今すぐ脅されて言うこと聞かされたい。
22話戦闘シーンの哄笑なんてぶっささりです。
楽しいから殺し合いやってるだけだこの人イカれてる♡♡♡
思えば「地面師たち」でしっかりハリソン山中おじさまに心臓持って行かれたのを忘れていたな。
知的で紳士的で凶悪な男の魅力に年齢とか関係ありません。

映画では冒頭にあたるアニメ5話、研究所襲撃シーンも、先に実写を見たものだから「あ!これ映画で見たことある!」という逆進研ゼミを楽しむ無害。再現率!
アニメ佐藤さんの後ろ姿かなり綾野剛だったし、綾野剛のスタイルもかなり佐藤さんでしたね。
とんでもないね。
綾野剛、喋り方も寄せていたのだなあ。
声帯と言い体型と言い、三次元の己を二次元に寄せることに定評のある男、綾野剛……。

佐藤さん、主人公サイドから見たらもちろん敵ですし、悪ですし、人間にとってもろくでもない存在なのは重々承知。だけど、こういう振り切れた悪役って本当に大好き。
物語における敵役って、主人公サイドよりも頑丈な思想やら理念やら美学を持っているではないですか?
その意志の強さと実行に移せる精神力、物理的な強さ、知力にすごく惹かれてしまいます。
イヤなやつがいたら手っ取り早く、「あいつなんかいなくなればいい」そう思ったとしてもほとんどの人間は実行しませんよね。
殺意を抱いたことのない人間なんていないと思いますが、みんな良識や理性、倫理とか道徳的に、ただしないだけ。
リスク、でかすぎますもんね。
だけど、そんな誰もが思っているけれど躊躇うラインを平気で踏み越え、実行しないことを軽々飛び越え、周りにどう思われ、敵をどれだけ増やそうが己の欲望のため突き進むのが物語の悪役。
やっぱりどうしようもなく惹かれるのですよねえ、そういう人物は。
擬似的にわたしの欲望を叶えてくれるのですから。
佐藤さんに殺された人には申し訳ないですが、彼の大暴れシーン、映画もアニメも清々しい~~!!最悪で最高の佐藤さん。

暴れたいけどわたしが暴れたら普通に逮捕なので、暴れたくなったらわたしは佐藤さんに思いを馳せるのです。
日頃の鬱憤を撃ち殺し、理不尽を切り裂き、お局爆破。
「亜人」アマプラで見られるそうですよ!
みんなでブチかましましょ!! 

無害

とっても嬉しい!コーヒー飲ませていただきます☕