これからの日本の労働者はどうするべきか

ノマド化する社会という本を読んだ事がある。ノマドというのは中国の遊牧民の英語読みだ。
ノマドワーカーは一時期話題にもなり、そろそろ馴染み深いものとなってきたが、スターバックスなどの喫茶店などでノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などを駆使して、通常のオフィス以外の様々な場所で働く労働者を指す。

詳しくはhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ノマドワーカー
米アップルやGoogleなどの企業は在宅ワークを取り入れているし、自由出勤や手当も厚い。
ちなみに私も一時期それに憧れ、目指していた事がある。蘊蓄を語り歩き意識高い系と揶揄される事もあるが彼らの働きは個人としては理想だ。
しかし、現実は違う。
全ての人達がそう言った働き方で生きていける訳がない。

確かに色々な組織集団の中で生活していると必ず派閥が出てくる。

資本主義経済に置いて経営者サイドは同じ時間数、同じ労働条件でどれだけ作業を効率的にこなせるかが重要だけれど、人間皆が皆ロボットみたいに上手く動けるわけじゃない。
競争は疲れる。そして競争に疲れ人は怠惰になる。また少しでも自分が楽をしようとズルをする。つまり、悪を生む。これは蟻にも見られる法則だ🐜うろ覚えだけれど10匹の蟻のうち1匹だけは働かないらしい。

上の人から見たらこれは見過ごせない事だ。
それを考えると、確かに今までの会社組織というものを壊して作業を単純化し、日雇い労働者を雇った方が、仕事の能率も上がるし、労働力というものを効率化し最適化するすごく良い方法だ。

上の人が使い易い労働を選ぶのは頷ける。
確かに同じ労働条件ならより効率の高い方がいい。

しかし、振り落とされる側の人間の身にもなって欲しい。日雇い労働者でその効率的な作業が出来る優秀な外国人が増えた場合、怠惰に見える日本人は何処へ行くのだろうか?
また他の日雇い他の日雇いと日々浪費され心を擦り減らしてしまう。不安定な雇用状況は人の心を病ませる。

そういった、ノドム化する社会に乗り遅れる人の対処をどうするのか私達は考えなければならない。
ホリエモンは以前、そういった限界に達した上に行けない人たちは働かない方がマシだと言っていた、つまり切り捨てて社会保障で生きていけと言うことだ。

しかし、社会主義にするにしても納税者が増えなければ国が保障するのにも限界がある。
税金で成り立つのが社会主義だ。
しかし、下の人達が切り捨てられ納税を出来ない状況になったら誰が納税するのだろうか?上の人達のお金で下の人達全て賄えるのだろうか?

財源の確保はどこからするのか、という事が問題になる。
私は現実論を申し上げている。


しかし、これからの時代AIが活躍する事は誰しもが想像する事だろう。

高齢者向けのパソコン教室など豊島区では高齢者向けにもweb知識を取り入れるチャンスがある。

これから、ではなくもうすでにwebの時代になっている。

iPhoneも人間の人間らしい豊かな生活を応援する手助けをする為に日々進化し続けている。

ただ誰しもがiPhoneを手に入れる事が出来ていない現状があるのは残念だ。

AIに頼りすぎるのも人間らしさを無くしてしまうのではないかという危ういという面があるし、人々の豊かな暮らしを推し進めるにあたり現実社会で暮らしている人達に納得して貰えていない現状があるし、人々の格差が広がってしまっているのが現状だ。

しかし、AI(人工知能)が人々を正しい方向に愛をもって導く事が出来たら、皆が同じ労働条件で働けるようになる事も夢では無い。

皆が知識を学び合えたら同じ労働条件に近いものになるに違いないと私は確信している。

私は人々が愛し合える社会になる事を願っている。