つぶされそうな子たちへ

前職は個別塾の講師をやっていた。

主に小学〜中3生の日常学習から受験対策までを見ていたが、とにかく楽しかった。

子供と大人のはざま、大人になりかけの人たちは普通に会話もでき、受け答えも実にまとも。

そうなるとゲシュタルト崩壊しちゃって、この人たちに教えさせてもらってるんだ、自分は先生だけどこの人たちと対等な仲間なんだって思わざるを得なかった。

自分が上の立場だなんてまったく思えなかった。

それぞれ生まれてきて、よちよち歩きからここまで、そしてこれから、尊い命がみんなに喜ばれて生きていくんだ、きっとそうあってほしいという祈りさえ湧いてきていた。

虐待やいじめなどの痛ましいニュースは日々何かしら報道されているが、

暴力や暴言を吐いてくる人のいうことなんてほんと、右から左へ受け流すことだ。

魔法の言葉

「へー、この人はそう思うんだ。」

人生、自分がどう思ってるかが全てで、それに沿って現実は展開されていく。

自分以外の誰かからかけられた嫌な言葉を鵜呑みにして、自分は〇〇なんだ…っていちいち落ち込んでちゃいけないよ。

生まれた時から大人になって死んでいくまで、いろいろな観念にさらされながら人は生きていく。

生まれた場所が悪ければネガティブな観念にさらされて、自分なんて価値無いんじゃないかみたいな思いで長いこと生きていく人もいる

でも、それから身を守るのは自分の責任だし、身を守っても いいんだよ。

自分はこう、というのを媚びもせず、えらぶりもせず、示すだけでいいからね。

どんなにいじめられても、自分がどうであるかは自分で決められるし、

自分の炎を焚きつけるのも消せるのも、自分しかいないんだよ。



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