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#388【神奈川】湘南の宝石でロマンチックなお散歩を

ごきげんよう。Anne(@feifei_anne)でございます。

秋が駆け足で通り過ぎようとしている中、季節だけでなく街の中にも”冬らしさ”が見え隠れしてくるようになりました。
つい先日までカボチャやガイコツであふれていた街角も、ライトアップが始まったり、夕方の時報音楽の時間が早くなったり……。服装も、ジャケットに厚手のストールなんかが必須になってきましたね。う~寒い!カメラを握る指も、日が暮れるほどに冷えてきます。

夕方から始まるお散歩はいかがですか?

日が暮れるほどに、カメラを握る指が冷える、と直前に行っていたのにも関わらず、本日のお散歩出発時間は夕方
一体矛盾しているではないか‥‥と、どうかこめかみを押さえないでください。
今回も、Anneのお散歩にお付き合いくださいな。今日の場所はとっておきですよ!(いつもとっておきですけれども!)途中、ちょっぴり変わった撮影技法も簡単に紹介しながら歩いてまいります。

それでは出発進行です!

いつもの通り、始まりは江ノ電藤沢駅。
先日ご紹介した観音電車はまだまだ元気に運行中ですので、訪れる際に乗れたらラッキー!と頭の片隅に置いておいてくださいね!

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日が傾き始めると、江ノ電の車内は黄金色に色付きます。座る場所、タイミングによっては自分の影が浮き上がって見えることも。ご乗車の際は、スマホばかりでなく、たまには車内やどんどん移り変わる車窓の景色もお楽しみくださいね。

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日の入りを稲村ケ崎公園で

私のお散歩コースではすっかりおなじみの「稲村ケ崎公園」。富士山と江ノ島、そして海が一度に望めることから、日の入り夕焼けには抜群のロケーションとしても知られています。

今日は少し特別なので、到着する頃にはもう太陽は沈んでしまった後でしたが、気にせずにオレンジから薄青色のグラデーションを堪能します。風が強く、荒々しい海。満潮に近い様子で、普段に比べるとかなり波間が近く、迫力がありました。(後から調べたところ、この日は「中潮」でちょうど訪れた時刻あたりがその日の中で一番潮位が高かったようでした。)

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公園についてからは、まずは振り返って富士・海・江ノ島を一望します。
ちなみに、ダイヤモンド富士の際にはこの地もかなりの人気スポットなのだとか。普段は、近所の方から観光客の方まで、草むらに腰掛けたりベンチで談笑したりと、憩いの場所になっています。
完全に暮れ切ってしまう前に、もう少し上まで登っていきます。
東屋のような小さな小屋がある高台まで登ると、更に眺望「ヨシ!」で、Anneお気に入りの場所なのです。

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自然のグラデーションのなんと美しいことでしょうか。だんだんと、闇の時間が迫ってきます。隠れていたお星さまも、少しずつ顔を見せてくれ始めたようです。わかりますか‥‥?

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待つこと数分。わっ!と周りから歓声。

下のお写真、先ほどの富士山の写真とちょっぴり違うところがあるのですが、わかりますか‥‥?

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画面中央少し左寄りの部分が白くぽんわりと光っていることが確認できます。
今宵、これから目指すのはこの光っている場所なのです…。
黄昏時を満喫したら、次なる目的地へ進みます。

駅へ向かう途中、満ちては引きゆく波間に反射する夕焼けがあまりに美しく、シャッターを切ってしまいました。しかしこれは百聞は一見に如かず。ぜひ生で見て頂きたいです。海・砂浜近くを夕暮れに通られる際は、ぜひ気にかけてみてくださいね。その儚き色の移り変わりに心を虜にされてしまうこと必須です。

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江ノ島グルメを少々

稲村ケ崎駅から、再び江ノ電に揺られて江ノ島へ。島の中にはワンハンドフードやお土産のための”食”が多くあります。
今回訪れたのは「女夫饅頭」が有名な、紀の国屋本店。このモクモクと立ち上る温かそうな湯気を見てしまったら、まんじゅうを食べないわけにいかないでしょう…!適度な糖分摂取は、質の良いお散歩の秘訣です。(当社比)

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お饅頭で回復したところで、更に江ノ島を上へ上へと目指していきます。
途中は「江ノ島エスカー」という、いわゆる島内エスカレーター…に身を任せて自動で上へ。もちろん自力で江ノ島の頂上を目指すことも可能です。脚力に自信のある方は、ぜひ!

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三度ほど乗り継ぎ、乗り継ぎの間に神社の境内を通ったり、眼下に広がる先ほど自分が歩いていた参道を見下ろしてみたり…

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あっ!…狸さんが突然のフレームイン!すたこらさっさと境内を走り回って去っていきました。もしかして、昔江ノ島に遊びに来た観光客が化けて出てるんじゃないでしょうね‥‥。。。。ッとまあそのようなことはあるはずがないので、引き続き上へ向かいます。

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登り切った先に見えてきたのは「サムエル・コッキング苑」。
入場料を支払い苑内に足を踏み入れるとそこには一面の‥‥

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光…

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光~!?
突然のこの写真は何でしょう!

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驚かせてしまってすみません。昨今のスマホカメラの成長には目覚ましいものがあるので、もしかしてこんな写真も撮れるかも?と思ったもので…。

この三枚の写真は、スマホカメラではありませんが、いずれもSS(シャッタースピード)を長め(このときは1秒程度)に指定し、シャッターボタンを押した瞬間にカメラ本体を素早く動かし撮影をしたものです。強い光源があるところでは、こんな風な遊びもすることができるのですよ。
マニュアルカメラの設定ができるスマートフォンの方や、カメラを持って出かけるのがお好きな方。ぜひ、シャッタースピードを遅くしてカメラ本体を動かす!技を試してみてくださいね♪

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サムエル・コッキングって誰なのよ

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と、いう方のための温室遺構展示室がこの11月末に新しくオープンしました。英国人貿易商である彼が、どうしてこのような場所を作ったのか?実際に訪れてその理由を探してみてくださいね。

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湘南の宝石の光に包まれる

先ほど稲村ケ崎公園で点灯の瞬間を見たのがもうかなり昔のことに思えます。すっかり暗くなった苑内には、無数の光が…!

そうです。ここ、サムエル・コッキング苑では2021年11月23日~2022年2月28日の間湘南の宝石」というイルミネーションが開催されているのです!今日は何とその初日!21年目の開催となる湘南の宝石。江ノ電社員の皆様と、地元の皆様の手作り(!!)のイルミネーション。一見の価値ありです!!(手作りエピソードについては2019年のゲンバビトに登場しています)
ゆっくりと訪れたのは初めてだったので、ぜひみなさんにもお勧めしたく、最速レポートをしてまいります!

中央部分でひときわ目を引くラベンダーブルーのトンネルは「湘南シャンデリア」。
スワロフスキーをふんだんに使用したシャンデリアが中には飾られており、イルミネーションの光と乱反射するスワロフスキーの輝きに包まれる空間です。
”光に包まれる”感覚をお楽しみください。

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さて、そんなトンネルの中でできるこれまた不思議な撮影方法がこちら。

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無点灯のスマートフォンディスプレイに映り込んだイルミネーションが宇宙のよう!!手乗り宇宙みたいで、わくわくしませんか?

一方こちらは、カメラアプリを立ち上げて、スマホカメラの中にピントを合わせて、背景と共に写す撮影方法。手首の角度を少し変えるだけで、映る景色がガラッと変わるのでいろいろ試してみるとおもしろいですよ…!

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トンネルを抜けるとそこは…

雪国…ではなく、更なる宝石たちが待ち受けています。
先ほど点灯したのが見えたシーキャンドル。ふもとにはカラフルなステンドグラス調のイルミネーションが展示されています。どこをとってもキラキラ、カラフル。周りの方と譲り合いながら、展示を楽しんでくださいね…!

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いざ!シーキャンドルへ!

勘のいい皆様であれば、あの灯台のようなものには登れるのか?という疑問を抱いていたかもしれません。
答えは「YES!」そして、事実灯台の役目も担っています。灯台展望台へ登るためのチケットを別途購入すると、シーキャンドルの上部からイルミネーションを一望することができます。
(江ノ島を丸一日楽しむための1dayパスポート「eno=pass」など、お得なチケットもありますので、たっぷり楽しみたい時にはご検討を!)

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混雑時には整理券が発券されるので、発券後イルミネーションを見ながら待ちましょう。並び続ける必要はないのでとても親切。

番が回ってきて、エレベータに乗り地上約42メートルの展望フロアへ到着!
イルミネーションだけでなく、藤沢市・鎌倉市を360度!眼下に見下ろすことができます。

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屋外展望フロアでは、文字通り「風に吹かれながら」(その風が心地よいか強すぎて痛いほどかは日によって異なります)眼下に広がる市中や、海の向こう側、そしてちょっぴり近くなったお空を眺めることができます。くれぐれも落とし物をしないようにお気を付け下さいね。

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上ったものは、下らねばなりません。先ほどエレベータで登ってきたこの地上約42メートルからの帰り道は…階段。。。。。

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だけではないのでご安心を!ちゃんとエレベータに乗って下ることも可能です!

地上へ戻ると、月が少しずつ上ってきて、イルミネーションの光と融合しており美しかったです。

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サムエル・コッキング苑を出たときにはすでに20時を過ぎており、あたりは本当に真っ暗。
さあもう帰るばかりかな?とお思いでしたか?

後、もう一か所だけご紹介したい場所があるので、もう少しだけお付き合いくださいね。夜の江ノ島、どうですか?想像以上に魅力満載の場所でしょう…?

さて、サムエル・コッキング苑を出て右側にちょっとした階段があるので登ってみるとその場所はあります。
シーキャンドルからちょこっと離れているので、先ほどの迫力満点の近さとはまた違った趣を感じることができます。

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この場所の、ニッチな推しポイントを一つ。使用されている電灯が本物の「船舶照明器具」なんです…!普段の生活で船舶に乗ることがほぼ少ない我々にとって、このような照明を間近で観る機会はなかなかないのでは?と、ひそかにお気に入りです。見つけてみてくださいね。

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このエリアもイルミネーションが施されているのですが、先ほどのカラフルなサムエル・コッキング苑内部とは打って変わって白系に統一されています。そんな白い空間に、何やら銀色の小鳥さんが一羽…?
どうやら、カメラやスマートフォンを置くことのできる台になっているようです。

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そんな小鳥さんの目線の先には‥‥。
どんな写真が撮れるのか?それは実際に訪れた際に、試してみてください!もちろん昼間も撮影可能ですので、昼間と暗くなってからの違いを見てみるのも楽しいかもしれませんよ。

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エスカーで登った道は、帰りは階段やスロープで下っていきます。
光の道を歩きつつ。

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やっぱり帰りも江ノ電に乗って帰りましょ!江ノ島駅には「えのん」のタイルアートがお出迎え♪

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たまには、暗くなるまでお散歩も楽しいでしょう?
観音列車には出会えなかったけれども、夜になって、空いていて、窓の外が真っ暗な江ノ電もなんだか新鮮に感じたAnneなのでした。

よく歩いたなあ。お風呂で温まって足のマッサージ、しなくちゃね!

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まだまだあります、ロマンチックトリップ!次のお休み、どこ行きますか?


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Location:
 神奈川県 藤沢市 
  江ノ島電鉄
  稲村ケ崎公園
  江ノ島
  サムエル・コッキング苑
MyPartner(Camera):SONY α7iii 
 TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 + nisi Black Mist 1/4
Photo&Text:Anne

この日の行程を、funlidayでも一部なぞって紹介していますのでこちらもぜひご覧ください!

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