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東御で、本の時間。

台風のおかげで急遽時間が取れたので、日程的に行くのは厳しいかな?と思っていた展示に行くことができました。

場所は長野県東御市・八重原。とても気持ちのいい大好きな場所です。

さすがに今日は台風の影響でいつものように・・・とはいきませんでしたがそれでも心配していたほど影響もなく過ごせました。

展示の前に前にも取り上げた「問tou」へ。

そうそう、「問tou」も母体の「わざわざ」も日曜営業になりました。
これは訪店のハードル下がりますね。

肝心の本は・・・期待よりチョット入れ替わりが少ないかな?特に”解問新書”に関しては前回と同じ平野啓一郎のままでした。残念。

しかしその所為で平野を買ってしまうのだからオモシロい。今回の収穫はこんな感じ。

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相変らず偏った選書ですが、それがいい。普段視野に入らない本がアンテナに引っかかってくる。まだまだ欲しい本があるので、また行くことになるでしょう。日曜営業で家族で上田に行くときの寄り道先の一つにもなりそうです。(わが寒村から上田へのルート上にあるのです。)

十分愉しんだところで満を持して本来の目的地「紙を半分 に折りた まえ。そ れはもう ZINEだよ。」の展示へ。

「問tou」の隣のカフェ「まる屋」に地図があるというので立ち寄って・・・場所が・・・わかり辛い!しかしなんとかたどり着き・・・。

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いやぁ、強烈な展示でした。主催者さんのコレクションが軸ですので思い入れも強烈。

とくにブルーハーツの1986年ファンジンとか。

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石川直樹さんの極地建築ZINE。

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果ては「coyote」の創刊準備号。

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もっと時間をかけて愉しみたかったなぁ。

販売用ZINEにはワタクシcoldmountainstudyが掲載されている「上田magazine」など・・・。

その中から「!」となった北海道のZINE「山を買う」を。

これ面白い。買っちゃった。

うーん、こんな活動を志す仲間・・・当地にもいるではないですか。他にも当地の仲間に教えてあげたい小さな声がたくさん。

感じるのは。

この規模の冊子にも、ものすごく発信へと向かうパワーがあるのだな・・・ということ。

となると、次は「オレもやってみようかな?」となる。

幸い(?)仲間内には印刷屋さんもいる。

ウチの店の名を背負ったZINEが登場して、ウチしかわからないような情報を発信する小さな冊子がある。考えただけで愉しいではないか。

うん。

無事今年の夏、大海へ漕ぎだしたばかりの我がライブラリー&ストアだが。

次のメダマをマイ・ジンに持ってくるのも悪くないな。

そんなことを考えた10月2週の台風の休日、でした。

なんてったって。

紙を二つに折る。

と、それだけでZINEは出来てしまうのだから。


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