いや、夏ですね。
夏の解放感、しかも例の疫病から解放された初の夏。
noteなんて眺めてても海外への旅行記とか、また増えてきましたね。
羨ましい。ウズウズしますね。
しかし。
よく見ると。考えると。
燃料代が高い。
航空券なんかも「多少高くても行きたいんだろ?ん?」みたいな強気の価格設定が見られる。これはダマされてはいけない。
冷静に考えてまだ旅に出るタイミングではないのかも。(特に欧州。)
そんなこと考えながらいつものように本漁りしていると時々目に入ってくる存在。
旅人の、自費出版物。
ISDNコード等ない場合が大半、しかもよく見るとブログまとめたもの・・・や、でもこれはいいんです。自分やはり紙で読みたいんで。
こういうのナカナカ本屋的には注目されづらいんですよね。敢えてその中から3冊、今回は取り上げてみます。
今はkindle版だけになっちゃいましたね。写真にもある通り自分のは分厚い新書サイズの紙版。
これが最初ですね。旅人の自費出版に手を出したのは。
アメリカの3大ロングトレイルの一部・・・だけでも魅力、さらにプラス釣り!ってぇんだからもう気になります。
長い距離を歩く・・・長く家を空ける者の日記としても秀逸です。
彼女は現地からのライブ配信等SNSでの登場回数も多いのでご存知の方も多いかもしれません。事実自分もそんなイベントで存在を知ったのがきっかけ。
ドイツ・ロマンティック街道・・・現在の旅の興味の対象そのものではないけれどかつては勉強したエリアだし、やはりこれも背景の経緯が面白い。旅ってやはりそういうもんなんですよね。ただ「行ってきました!楽しかった!」だけじゃない。(自分は通常過去のいい印象に対しては”愉しい”という字をあてます。)
最後はこれ。
アメリカ3大トレイルでも情報の少ないパシフィック・クレスト・トレイルについての旅行記。これを最近発見したことがこの記事を書こうと思ったきっかけにも。
歩いたの、2022年ですよ。
ナマですね。いいですね。
情報が入る、旅を想起させてくれるだけでも嬉しいのに。
電子ならともかくこの手の本、滅多に読めないしまたすぐに読めなくなってしまうでしょう。
残念ながら駄本が多いことも予想されます。
その中からこれはいい!愉しい!嬉しい!を出来るだけ、ライブラリーに蓄積していきたいと思います。
ボクも旅人ですからね。現役の。
それが意地ってもんです。
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