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『寛解の連続』有料配信について

こんにちは。『寛解の連続』監督の光永惇です。

この映画は、2020年5月23日(土)より映画の舞台となった神戸の元町映画館にて公開される予定でしたが、コロナウィルスの影響で延期となりました。また全国の映画館と同様、元町映画館も営業自粛を余儀なくされるなど、苦しい状況が続いています。

一旦は上映を延期することにしましたが、先行きの不透明さが日に日に増していくなか、映画制作者として「今」できることを優先した方がいいのではないかと思い直し、本来の上映期間である5/23(土)からの2週間、この映画を有料配信にて公開することとしました。

下記ページから映画をご購入いただくと、24時間のレンタル視聴が可能となります。

この有料配信の鑑賞料金(1,500円)はプラットフォームの使用料(約10%)を差引後、一般的な興行収入と同様、劇場と配給とで5:5で分配されます。
1週目の収益は元町映画館へ、2週目の収益は上映が予定されていた大阪・シアターセブンへ分配されます。

複数人で同時に見る場合は、映画館で見るのと同じように人数分ご購入いただけるとありがたいですが、そのあたりは皆さんにお任せします。

本来であれば、この映画はゆっくりと各地を回り、直接皆さんと出会うはずでした。不特定多数の他者と同じ空間で、同じ時間に、同じ一つの画面を見つめ、同じ音を聞くこと。そんな鑑賞形態が、この作品のメッセージと響き合う最良の形だと、今でも思います。それでも配信で公開することにしたのは、この映画を「今」届けること、それ自体に新たな意義が生まれていると思うからです。

この映画の大きなテーマは「病」です。そして、「病」の前でも、「病」の先でもなく、「病」の中で見出される希望を、この映画の主人公である小林勝行さんは「寛解の連続」と名付けました。それを僕は、生の絶対的な肯定として受けとめています。

これ以上ないほど人間の、社会の「病」が可視化されている現在、小林さんの言葉、音楽、生き方は多くの人にとって考えさせられる部分があると思います。それに何より、これまでずっと「病」に苦しみつづけてきた人たちや、最近唐突に「病」の烙印をおされてしまった人たちを、強く励ます何かがあるはずだと信じています。

この有料配信には特典として監督である私と、神戸在住の詩人・藤本哲明さんのオンライントークショーがついています。映画についての理解が格段に深まる内容となっていますので、併せてお楽しみいただければと思います。
(※5/23追記:配信上映の特典映像として告知しておりました詩人・藤本哲明氏とのオンライントークショーですが、慣れないzoomでの対話に両者とも戸惑い、終始変な空気が流れてしまったので公開は見合わせることとしました。内容は面白いので、今後なんらかの形で発表できればと思います!代わりと言ってはなんですが、小林さんのワンマンライブの模様を特典映像にしましたので、そちらをお楽しみください!)

いつか改めてPCやスマホのディスプレイではなく、真っ白いスクリーンでお目にかかれる日が来ることを願って。

光永惇

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ドキュメンタリー映画『寛解の連続』監督の光永惇です。 https://kankai-movie.com
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