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マンションを買うなら60㎡にしなさい  著者:後藤 一仁

《60㎡をオススメする理由》※都心の3LDKの間取り

①売却しやすい・・・シニア世代や新婚夫婦など、絶えない需要がある。

②貸しやすい・・・都内は1Rや1DKが多く、40〜70㎡の部屋が足りてない。

③コスパ良し・・・70〜80㎡は余る空間があり、そこにコストを掛けることになってしまう。

④税金のメリットを受けることができる。

《資産価値の落ちないポイント》

①都心、準都心から距離が近いこと
※山手線駅周辺を都心、15分以内でつく=準都心、30分以上=郊外

②駅力、街力があること・・・「スーパーが2つ以上」「大学がある」「最新設備の総合病院がある」など

③駅まで徒歩7分
※駅近でも災害マップを確認する

④居住誘導区域内の物件

《2001年以降完成のオススメ理由》

「品確法」が施工された後だから

②2001年以降の完成物件は「住宅性能表示制度」を意識して、「耐震等級」や「劣化対策等級」などの耐震、省エネ、遮音性などを向上させた物件が多い。さらに、2003年7月に建築基準法が改正され、シックハウス対策にかかる法令が適用された。

③立地が良い・・・2001年前後のマンションは一流企業の社宅跡地などがあったことも多く、立地に恵まれている。

④価格で手頃で良質・・・築21年を超えると価格があまり下がらない傾向があるが、これ以降の物件はローン減税の対象外になることもある

《感想》

本書では、60㎡以外に駅近で3LDKが条件とされていました。確かに、60㎡の部屋のお部屋は、比較的価格も安く、無駄のない空間設定がされていると思います。特に80㎡以上ですと、管理費や修繕費も高く、居室が広く設計されているので、老後になったときに無駄なスペースが生まれるなと思います。個人的な意見ですが、現代マンションの3LDKの間取りは、LDKに居室1つが繋がっており(田の字タイプ)、LDKと1居室のパーテーションを開けておくことで、開放的にする方法がよく取られています。なので、実質の間取りは2LDKに近いのかなと思います。ですので、個人的には、3LDK+納戸が良いのかなと思ってます。ローンを組んで、住まいを購入する方がほとんどかと思いますが、余った空間にもお金が掛かっていると考えると、以前より違った目線で物件選びが出来ると思います。私は戸建派ですが、コスト面も意識して、これからの仕事に生かしていきたいと思いました。


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