[書評] 具体と抽象
細谷功さんの具体と抽象を読んでみました。
「抽象的すぎて何言ってるかわからん。」「具体的に言え!」など
何かと悪者にされがちな抽象概念の市民権を取り戻すべくまとめられた本です。
一見取っ付きづらいテーマを漫画(猫がかわいい)によって
わかりやすくまとめられています。
[こんな人におすすめ!]
・上司や先輩と話が噛み合わないことが多いなと感じる人
・例え話が上手くなりたい人
・創造的な仕事をしたい人
・「具体と抽象」はどんな本か?
ざっくりお伝えすると
・否定的に見られがちな抽象概念について漫画付きでわかりやすく説明されている
・具体⇄抽象の往復運動が大事!世界が広がる!
・抽象化思考を磨くためには
という内容が簡潔にまとまっている本です。
[読了時間]1時間〜1時間半
[読みやすさ]★★★★☆
[おすすめ度]★★★★☆
・推しの1章
推しの1章は第6章 往復運動です。
例え話の上手い人って賢そうだし、面白いし、かっこいいと思いませんか?
バラエティMCの方ってめちゃめちゃこの力が強いと思います。
芸人さんはすごい。
他にも営業職や接客業など、人と関わる仕事をしている人には
必須のスキルだと思います!
この章では例え話の上手い人の思考回路を解説しています。
例え話のステップは
①説明したい対象がある(具体)
②抽象レベルで同じ構造を持ち、
聞き手にとって身近なテーマを探す(抽象化)
という流れをとるため具体⇄抽象を往復するスキルが必要になります。
ああ、早く例えたい。
・感想
正直、Twitterでおすすめされてたから読んでみるか。
みたいな軽いノリで読んでみましたが、思った以上に自分たちの身の回りに溢れている概念で無視できないなーと思います。
同時に自分は実践できていないものも多く、まだまだ見えてる世界が
狭いなーと思いました。
友人各位、今日から挨拶変わりに大喜利勝負持ちかけるのでよろしくお願いします。
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