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Schooの人やこと

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#Webサービス

Webサービスの個性は機能じゃなくルールで決まるというはなし

今日は最近のWebサービスについて思うことを、つらつら書こうと思う。 いつしかWebの主力商品は「道具」になっていた。古き良きWebは楽しかった。毎日アクセスするのが楽しかった。 Yahoo!掲示板やアーティストのホームページに足しげく通った。更新されるのが楽しみで仕方がなかったのだ。だがいつしかWebの主力商品は「場所」ではなく、「道具」になってしまった。 Googleカレンダーはいまや必需品だし、スマホゲームは時間をつぶすのにはもってこいだ。美しい世界を知ることができ

流行るWebサービスに共通する3つの心理的ポイント

今日もWebサービスの話をしよう。 私たちは毎日Webサービスを利用している。Google・Facebook・Amazon・YouTube・Instagram・ZOZOTOWNなどなど。私たちはここで情報を得たり、物を買ったり、楽しいひと時を過ごしたりしている。この記事を読んでくれている皆さまはいままさにnoteを使っているはずだ。 そんな私たちの生活をより便利にしてくれるWebサービスは、世界中に数限りなく存在している。だからこそ私たちはより良いサービスを求め、幾度も出

メンタルモデルとWebサービスのおはなし

今日はWebサービスの話をしよう。 あなたがWebサービスを運営しているとする。あなたのサイトに来るとき、ユーザー(彼または彼女)は決して普通の状態ではないのだ。そんな視点を持つためのお話だ。 人は知らないうちに期待をしている本題に入る前に、まずは身近な例を挙げてみよう。 あなたが仕事終わり電車に揺られ、コンビニで購入した夕食を手に家についたとする。そして何気なくテレビの電源を入れる。このときの気持ちはどんなものだろうか? きっとそれは「何か面白いものはないかな」という