札幌の源を遡る探検へ!(2)豊平川源流のんびり遡行
滝をよじ登るとそこは…ナメの楽園!
これがあの大きな豊平川の源流とは!
「ナメ」とは「滑滝(なめたき)」の略称で字のごとく「なめらかな滝」のことを言います。滝って感じではないかもしれませんが、一枚岩の表面を水が滑らかに流れている沢をそう呼びます。
地形的にも実に不思議ですよねぇ。私もまだどうしてこんな沢ができるのか調べ及んでいないのですが、地層が出てるんでしょうかねぇ。
前日まで雨がちだったので、これでも水量は多め。通常は下の岩を水が薄く舐めるように流れています(そのナメもあるのか?!)。こうしたナメの沢はどこにでもあるわけではなく珍しい部類。ナメを狙って行かないと沢ヤさんでもなかなかお目にかかれないのです。
ナメを歩くこと自体は難しいことはなく、時折現れる落し穴(岩と岩の境目で深くなっているところや、回転する石が削ってできるポットホール)に気をつければ、坂道を歩くように普通に歩いていけます。だから景色も存分に楽しめる♪
この日は青空、そして夏の緑。みんなの楽しそうな話し声。せせらぎ。それはそれは多幸感あふるる風景です。少年(?)たちは天然のウォータースライダーで遊んでみたり。THE 夏休みって感じですね♪(私にこういう夏休みの思い出ないですけどねw)
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