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ハグにドキドキしてる|オリンピック

なんだかんだオリンピックも前半を終えました。

日本人におなじみの競技で言えば、競泳、柔道、体操などが終わり、ここから陸上やレスリングが始まります。団体球技はクライマックスを迎え、最終盤には新競技の空手なども控えています。

相変わらず、我々はコロナの脅威と隣合わせでありますが、そこはあまり悩んでもどうしようもないですし、テレビやiPadの前で、じっと固唾を飲むばかりです。


今大会、いくつかの新競技・新種目が採用されておりますが、その中で、時代の要求でしょう、男女がチームになって争う種目が多く登場しています。挙げてみます。

・競泳:混合メドレーリレー
・陸上:混合1600メートルリレー
・トライアスロン:混合リレー
・柔道:混合団体
・卓球:混合ダブルス
・射撃:ライフル・ピストル・クレーのそれぞれの混合団体
・アーチェリー:混合団体

このほか、バドミントンの混合ダブルスは以前から行われています。馬術競技はもともと男女の区別がありません。リレーは2名ずつ、柔道の団体は3名ずつ。射撃やアーチェリーは1名ずつで実質ペア競技です。


こうした新種目採用の結果、勝利をともに喜び、あるいは敗北に打ちひしがれるうら若き男女が、熱い抱擁を交わすシーンが多く見られて、ラブコメファンの自分としては、競技結果以外のところで、なんだか妙に心がむずむずしてしまっています。ふだんはどんな関係なんだろうなぁ。抱き着いて、あとで誰かに怒られないかなぁ、とか。

外国にはもともとハグを挨拶として行う文化があると承知しておりますが、我が国ではちょっとね。そのハグが、いとも自然に交わされていて(そりゃ一緒に金メダル取ったら抱き合って喜ぶでしょ)、これは世界最高峰の舞台ではあるけれど、遠い昔、学校の運動会で男女の別なく喜び合った甘酸っぱい記憶が、おもむろに蘇ってくるような気がします。

陸上の混合1600メートルリレーはちょうど観戦できました。2名ずつの走順は各チームの自由(男→女→女→男がセオリーのようですが)。女子と男子が同じトラックを走っている光景は、本当に運動会のクラス対抗リレーみたいな感じで、とても面白かったし、気分が上がりましたよ。


戦う選手やコーチの皆さんはもちろん、審判や、会場整理・警備などを担当される全ての関係者に敬意を表します。どうぞ、ご無事で。