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水中でリフレッシュ

身体が肥満に近づいてたこともあり、11月からジムに通い始めた。

マシンは一通り揃っており、店内も綺麗で浴場もありサウナ・水風呂まで用意されている。鍛えてから風呂場で汗を流し、またサウナで流しきれなかった汗を吐き出し、水風呂で身体を清める。

このサイクルが好きだ。


そしてもう一つ。ジムでの好きな時間がある。

それが水泳だ。

幼稚園の頃から小学6年生まで週に1回だが、地元のスイミングスクールに通っていた。9年も通っていた努力が実ってか、6年生の3学期にスクールの最上位に到達した。

ランクが上がるには泳ぎ方をマスターしたり、基準のタイムまで泳ぎ切るのが目標であるのだが、その最高ランク以降は何も定められていなかったため、最後の何ヶ月かはただ泳いで終わりだった。

両親曰く、幼い頃から水遊びが好きだったようで水を見るとキャッキャキャッキャしていたそうだ。

それだから9年も続けていられたのかなと思う。

中学生からは水泳は学校の授業だけだったが、ジムに通い始めてから再開した。

身体が動きを覚えているからか、泳ぐこと自体は苦ではなかった。しかし、普段使わない筋肉を使ったり、あまり使わない関節の動かし方をするからか、肩まわりや腕の筋肉が疲れてしまった。

始めは何百メートル泳ごうと目標を決めて泳いでいたが、僕以外にもジムの利用者さんがおり、ペースも人それぞれなため、思うようなペース配分で泳ぐのが難しい。

そのため、最近では目標を決めず、「30分とりあえず泳ぐ」ことにしている。

水泳を鍛える時間でなく、リラックスする時間にシフトチェンジした。

いくら自分の「気持ちの良いペース」と思っても、競争意欲があると無意識に力んでしまったり、早く泳ごうとペースが上がってしまう。その結果、肩が疲れたり疲労感の蓄積が早くなってしまう。

トレーニングとしては大切な感覚かもしれないが、水泳にそれを求めることを辞めてみることにした。

と言うのも、僕は水の中が好きだ。

幼い頃から好きだったと言うのもあるし、ヒーリング音楽として聴くのは水中の音と決めている。

陸より静寂で孤独さがあり、空より密度が濃く情景の移り変わりも少ない。

集中する上では空間として非常にデザインされていると思う。

泳ぎながら様々なことを考える。

その日の出来事。気になっていること。やってみたいこと。反省点などなど。

机上で考えているよりも頭が回るしメモを撮りたくなるようなひらめきも出てくる。

それが、運動による全身の血液循環がよくなり冴えてくるのか、環境がそうさせているのかはわからないが、いい効果は得られている。

さらに、泳ぐ時は必要な筋肉以外は力を抜かないと上手く泳げない。

力を抜くということを自然に行えるスポーツは水泳くらいしか思い浮かばない。

力を抜きながら要所要所を動かす。リラックスしているようで運動している不思議な感覚が個人的に好きなのかもしれないし、リラックスするのかもしれない。


運動目的で始めたけれど、リフレッシュ目的となっており、自分の身体も心も落ち着かせる貴重な時間となっている。

こういう時間もどこかでとっておいた方がいいだろう。

いつも何かに追われていては、自分の立ち位置を測ることができなくなってしまう。

今自分がやっていることは問題ないのか、達成具合はどうか、やることはやれているか。

やっているつもりではなく、できているかどうかをしっかりと確認することも、成功する上で大切な時間だ。

きっちり自分を客観的に、冷静に分析する時間も作ってみて欲しい。

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