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睡眠のエビデンス

箇条書きで睡眠に関するエビデンスをパパッと紹介。

・西洋諸国に暮らす人々の平均睡眠時間は、わずか100年前に比べて1.5〜2時間短くなっている

・同じ運動をして同じ食事をとったにもかかわらず、睡眠不足のグループ(毎晩6時間未満)は、毎晩8時間以上眠ったグループに比べて一貫して体重や脂肪が減らなかった

・睡眠不足はガン、アルツハイマー病、鬱病、心臓病にかかる確率を高める

・睡眠時間が4時間未満の女性は、心疾患によって死期が早まる確率が2倍に高まる

・睡眠の質が低い男性は心臓発作を起こす確率が2倍に上昇

・後天的に遺伝子の発現に変異が生じるという仕組みは、確実に体内時計によって制御されている

・私たちの身体に「現れるもの」の質を決めるのは睡眠

・24時間一睡もしない状態が続いた直後は、脳に送られるグルコースの量が全体で6%減る

・睡眠不足になると、頭頂葉と前頭前皮質のグルコースは実質12〜14%失われる

・睡眠不足の医師は、十分な睡眠をとった医師に比べて業務を完了させるのに14%長くかかり、ミスをする確率は20%以上高かった

・グリンパティック系:脳の老廃物を除去するシステム

・死んだ細胞の除去やリサイクル、有害物質の排除、老廃物の排出は、脳が機能するうえで絶対に欠かせない

・グリンパティック系の活動は目覚めている時の10倍以上も活発になる

・眠っている間は脳細胞が約60%縮小するため、老廃物を除去する効率はさらに高まると言う

・睡眠障害はさまざまな病気につながり、産業事故を含めて700億ドルもの損失になる

・健康的な睡眠時間は7.5時間

・7.5時間よりも長い人も短い人も死亡率は1.3倍になる

・睡眠不足によりインスリンが分泌されにくくなることで、糖尿病になりやすくなる

・睡眠不足によりレプチンが分泌されにくくなり、太りやすくなる

・睡眠不足によりグレリンが分泌され太りやすくなる

・睡眠不足により交感神経の緊張状態が続き、高血圧になりやすくなる

・睡眠不足により精神が不安定になり、うつ病、不安障害、アルコール依存、薬物依存症の発症率が高くなる

・睡眠不足によりホルモンバランスが乱れ、生活習慣病を招く

・睡眠負債により睡眠の質が低下すると、認知症の発症リスクも上がる

・皮膚の保湿量は睡眠で上がる

・睡眠の質が悪いと免疫が確立されず、インフルエンザワクチンの効果もなくなる


適宜更新していきます!


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