#26 とあるCTOの公開週報(3/4〜3/10)
はいどうも〜。モノオクCTOのmasayaです。シード期のスタートアップCTOのリアルな状況を綴っています。
先日12日に29歳の誕生日を迎えまして、いよいよ30代まであと1年かぁとそわそわしています。
今更ながらWWWと誕生日が1年違いということを知り、この業界で働いていることに運命的なものを感じる今日この頃。
そんなわけで先週の振り返りを。
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やっていたこと
・LTV分析
ユーザーのLTV高めていかないと獲得コストに対して見合わないよねって課題が浮き彫りになってきたので、現状のLTVの分析を。
んで1日あたりの利用料を単価として、利用者を下記の4パターンに分類してみようと
A.高単価x長期
B.高単価x短期
C.低単価x長期
D.低単価x短期
登録いただいているスペースの価格帯にはバラつきがあるんですが、決して特別安いところばかりが使われているわけではないんですよね。
A、Bに当てはまるユーザーの利用傾向を分析していくことで、プロダクトやマーケティングに活かし、LTVの改善に繋がるのではないかという仮説を立てました。その先は調査中。
・リードの活性化施策検討
ユーザー登録をしたけど、プロフィールを入力せずにスキップしたユーザーのことをリードと呼んでいます。これらはサービス利用に繋がらず離脱してしまったユーザーとも捉えることができます。この割合がユーザー登録数に対して50%を超えているような状況で、まずいよねと。いわゆるバケツに穴が空いている状態。というわけでいくつかリードを活性化させる為の施策を考え、早速今週から動き出しています。ので詳しくは次回の週報で。
・シェアライフ読んだ
シェアライフという書籍を読みました。シェアリングエコノミーについて、そしてそれを取り巻く現状と未来について書かれています。さすがにシェアリングサービスをやっているので既知の情報は多かったものの、地方自治体や海外の状況なんかは初耳のこともあって面白かったです。改めてモノオクがシェアリングエコノミーのサービスとしての視点で、どう社会に還元できているか考えるいいきっかけにもなりました。
考えていたこと
・ギルド型組織とスタートアップの相性
先日ギルド型組織についてのイベントに参加しまして、そこで聞いた話を元に将来の組織像をぼんやりと考えています。
今のモノオクは社員0、肩書きにCがつくメンバーも代表以外は業務委託なので、ギルド型組織に非常に近いです。現状はそれでうまく回っていると思いますが、ではこの先もそのままいけるのかと言うとおそらく難しいだろうなと。今後も資金調達をしていく上で、ステージが上がれば上がるほどガバナンスをしっかりと求められていくと思っていまして。役員や社員を増やして組織として対外的にみても信頼感のある形を求められるのが一般的かと思います。
それはある種仕方ないのかなぁと思いつつ、どこか抗いたい気持ちもありこの形態のままシリーズA、そして更にその先もうまく回していける仕組みを作れないかなぁと考え中です。調べきれてないけどシリコンバレーとかそういうスタートアップの事例ないんすかね。
・プログラミングの基礎を学んだ後の谷
金融系で働いていた同級生の親友が先月仕事をやめまして、なんとプログラミングの勉強を始めたと。Progateオススメしたらコツコツ進めてるっぽいんですが、ではそれをやり終えた先にエンジニアとして転職できるかといえば結構厳しいと思っていて。新卒とか20代前半くらいで業界未経験ならまだしも、30前後で未経験って正直採用しづらいと思うんですよね。
Progateなどプログラミングの基礎を学ぶ環境はかなり整ってきたものの、エンジニアとして現場が求める最低限のスキルに結構乖離があると思うので、そこのギャップを埋めるような取り組みを個人的に何かできないかな〜と考え中です。
昔だったら教育は企業がやってくれるものだったけど、今はもうそこに頼ることは難しいのかなと。特にエンジニアなんて大体2〜3年で転職したり独立したりでどっかいっちゃうので、教育コストかけても割に合わない。だとしたらそういうことを学べるコミュニティ的なものが必要なのではないかと。
社会人としては色々経験詰んでるアラサー新人エンジニアが増えていく世界線、結構おもしろいのではないかと思っています。学ぶべきコンテンツとして何が必要かピックアップ中。
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はい、そんな感じで今週も読んでいただきありがとうございますー。
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ではまた来週〜
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