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舞台好きが初めてアイドルのコンサートに行った話 〜 SixTONES oneST〜

半年の延期を経て、ついに行ってきましたon eST@横浜アリーナ!!!!!!
私にとって初めてのSixTONESの、ジャニーズの、アイドルのコンサートでした。

いわゆるレポ的なものは他の方がたくさん書いていると思いますし、ここではただただ個人的な感想だけ、つらつらと書いていこうと思います。
(というよりレポ書けるほどの記憶が無い。)
また、横浜公演が終了したとはいえ、ツアー自体はやっと折り返しというところなので、演出やセトリ等のネタバレも極力避けたいと思います。
つまり何が言いたいかというと、中身がめちゃくちゃ薄いです。
ということで、

いざ入場!!!!!!

会場の周辺は女の子でいっぱい。すごい。
こんなにたくさんスト担がいるのにどうして私の身近にはほとんどいないのだろう?
噂では聞いていましたが、本当に黒い服の人が多かったのはちょっと感動しました。
今回はツアーTも黒だしね!

チケットはバーコードをピッてやると紙のチケットがびよ~んと出てくる劇団四季方式。
四季と違うのはバーコードが発行されるのが前日ギリギリなことと、紙が出てきて初めて自分の席が分かること。
転売防止のためだと思うのですが、ワクワク感があって良いと思います。

自分の席運については、正直全く期待していませんでした。
電車で旅行すれば人身事故、バス旅行は大雪で通行止め、雨上がりは100%雨垂れが頭を直撃と、基本的に運のない人生を歩んできた自分なので、チケット当たっただけでとんでもない奇跡ですから。

が、紙のチケットとにらめっこしながらたどりついた席はなんと、目の前にセット(通路)がドーン!と鎮座しておりました。
あ、帰り道車にはねられて死ぬのかもと思いました。

あと意外とトイレ混んでなくてびっくりした。


公演中

かっこいいとかかわいいとか面白いとかは書くとキリがないので、それ以外で思ったことを。

まず曲間で観客のテンションを下げない工夫がすごいなと思いました。
曲と曲の間がめちゃくちゃ短いし、衣装替えや装置転換の間も音楽や映像で楽しませてくれるし、アンコール出てくるまでの時間も一瞬でした。
曲間やアンコール前の短さは歓声を出せない今回に限ってのことなのか、いつもそうなのかどちらなのでしょうか?
観ているだけの自分ですらMC中くらいしか水を飲む暇がなかったのですが、メンバーの体力どうなってるの?
ていうかさすがジャニーズ、衣装替えめちゃくちゃ早くない?
ぜひノウハウをお聞きしたいところ。

そういえば他のアーティストのライブだとMCの時座っていいものかどうか迷うことが多いのですが、SixTONESはちゃんと「座ってください」って言ってもらえるのでありがたかったです。
本人たちずっと立ってるけど。体力どうなってるの?(2回目)

あとアイドルのコンサートという点でいうと、ペンライトがすごくきれいでした。
学生の頃は邦ロック厨だったので、個人的にはおとなしく胸の前でペンラ振るなんて無理だ!ハンズアップでノりてぇ!と配信ライブの時は思っていました。
でも某曲の時をはじめとして、客席のペンライトがとても良い演出になっていて、気付いたら私も気分ぶち上げでペンラを振り回していました。
(ストラップ付けると良いよって教えてくれたお友達本当にありがとう。)
加えて、私の席(下)から見た時に、スタンド一番後ろの人の顔やうちわは見えなくても、ペンラの光はしっかり見えたので、遠くのメンバーにアピールできるのもペンライトの良いところだなと感じました。

それと本人たちは全く関係ないのですが、近くの席の人が曲中におもむろにコテで髪を巻いたりメイクをしはじめたりしたのはなかなかのカルチャーショックでした。
推しに一番可愛い自分を見てもらいたい一心なのでしょうが、家でやれそんなもん
あとメンバーが近くに来ないからって座って曲中にデカい声でしゃべるなうるせえ
たまたま特別とんでもない人が近くにいただけなのか、それともこういう人が結構存在するのか…ジャニオタまじヤバい。

なまーんず(生のSixTONESの意)

今回は幸運なことに通路が近かったおかげで、それぞれのメンバーの姿を肉眼ではっきりと見ることができました。
生で見るSixTONESは、メディアを通して見る印象そのままの人と、印象が違った人と真っ二つに分かれました。

前者はジェシー、きょも、北斗
ジェシーは「テレビで見たままだ!」、きょもほくは「雑誌からそのまま飛び出してきたみたいだ」と思いました。
こんな現実離れした見た目の良い人間が実在するんだなあと、しみじみ感じ入ってしまいました。

後者は樹、慎太郎、髙地
はテレビ越しや遠くから観ていた時より小さく感じました。
小さいといっても身長が低いという意味ではなく、思っていた以上に華奢なんだなと。
そんな細い身体であのでっかい空間を支配していて、田中樹とんでもない人だなと思いました。

慎ちゃんは、通常はかわいいかわいいとちょっと親目線のような感じで見てしまうのですが、ステージ上の慎太郎さんは危うく恋に落ちそうなほどバッチバチのイケメンでした。

こーちはとにかく顔が小さすぎました。
舞台役者は見栄えがするから顔が大きい方が良いなんて言いますが、その理屈でいうとステージに立つ人間としてどうなのよというレベルの顔の小ささでした。
北斗さんも肩幅に対しての顔の小ささがすごかった~。

パフォーマンス面で特に印象に残っているのは、まず京本さんの目を伏せる仕草が美しすぎて息を呑んだこと。
催眠術のストチューブで寝顔の美しさをこれでもかと発揮されていましたが、生で見るとマジでヤバい。死人が出るレベル。

それと、慎ちゃんすっっっっっっごく楽しそうに踊っていて、「あれが天衣無縫の極み…」と思ったこと。(©テニ○の王子様)
アンコールのときにマイクは通さないけれどずっと声を出していたのも印象的でした。

北斗さんのパフォーマンスは、まるでお芝居をしているみたいだと感じました。
今は映像のお仕事で大活躍ですし、きっとその道を追求していくのかと思うのですが、いつの日か、10年20年先になってもいいから舞台のお芝居も見てみたいな~。

今回は特にうちわは作っていかなかったのですが、メンバーがこちらを見ただけで、動悸がえらいことになりました。
ファンサなんてもらった日には持病の不整脈が大暴れしそうで恐ろしいです。アイドルこわい。

私が誤解していたこと

ところでこのnote、毎回毎回何らかの理由でSixTONESに謝罪するのが恒例みたいになってしまっているのですが、今回も1つ謝らねばならないことが出てきました。
この話ちょっと長くなります。

ツアーの日程が発表されたとき、私はとても驚きました。
1日2公演を何日も続けて、それを大した間隔も開けずに全国各地で立て続けにやるなんて…。スケジュールえぐすぎない?
(しかも延期によって後にさらにえげつないスケジュールになる。)

演劇ならともかく、コンサートなんてずっと出ずっぱりで歌って踊るんでしょ?。

こういったスケジュールの組み方はSixTONESだけでなくて基本的に他のグループも同じ感じらしい…。となるとここで私はひとつの仮説にたどり着くことになります。
ジャニーズは1つ1つの公演のクオリティーよりも、公演数を増やして、なるべくたくさんのファンの人に観てもらう方針なのでは?

普通の舞台でいえば、この考えはナンセンスです。
演者は同じ公演を何度も何度も繰り返すけれど、お客様が観られるのはそのうちの1回だけ。
だから演者は全てのお客様に平等に、常に最高のパフォーマンスをしなければいけない。
舞台に立つ者ならプロアマ問わず、口酸っぱく言われてきた言葉だと思います。

でも私は、膨大な数のファンがいるジャニーズアイドルなら、体力をセーブしてたくさんの公演数をこなす、という考えもありなのかなと思うようになりました。
自分の好きなものだから甘くなってしまうのだと言われればそうなのですが。
そりゃもちろん最大限の力で全ての公演をできるに越したことはないけれど、あのスケジュールでそんなことしたら、普通の人は全公演が終わる前に力尽きてしまって本末転倒ですし。

そんなことを考えながら実際ライブに入ったわけですが、、、あの、彼ら、めちゃくちゃフルスロットルでした…。
バッチバチに歌って踊って叫んでいました…。
体力どうなってるの?(3回目)

私は彼らに対して、なんて失礼なことを考えていたのだろうかと思います。

樹さんが「ライブだと100以上の力が出せちゃう」と話していました。
ライブ後のブログでメンバーが「身体が動かない」「喉が枯れた」と書いていました。
ANNがインセプションラジオになりました。
みんな彼らが常に全力であることの証だと思います。

わたしは「普通の人はあのスケジュールを全力でこなすことはできない」と書きました。
でも忘れてはいけない、彼らは決して普通の人ではないのです。
小さなころから10年以上、ステージに立ち続けてきたアイドルのプロフェッショナルです。
過去の自分に言ってやりたい。ジャニーズを、SixTONESをなめるな。

とはいえ身体はひとつしかありませんから、くれぐれも大切にケアしてあげてほしい…(小声)

それと今回のライブ、SixTONESが100%全力だったとしても、客側はめちゃくちゃエネルギーを持て余していたと思います。
声出せないし、客席も間が空いているし。
ペンラで手がふさがっているから拍手も中途半端になるし。
こういう状況下だから諦めざるをえなかった演出もあるのかもしれません。

早くメンバーだけではなく、観客も全力で臨めるライブができると良いなと心から思います。

急にまとめに入りましたが、とにもかくにも初めてのSixTONESのコンサートは最高だったよ!というお話でした。

この後も大阪含め、無事にツアー完走できますように。
円盤も楽しみだな~。

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