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お酒を飲んでいることより、それを話せなかったことの方が問題

先月からお酒を解禁したんだけど、それを主治医に言うことができなかった。
怒られるだろう、薬にアルコールはご法度なはず、と思っていたからだ。

それでも、今日話そうと思って話してみたら全然違う話になった。

「アルコールを飲むことで誰も被害をこうむらないし、私(先生)だって被害はない。あるとしたらあなた(私)自身なのに、なぜ言えなかったのか?お酒を飲むことより、それを、私(先生)との関係性にもよるとは思うけど、言えなかったことが問題」

ちなみに、先生はアルコールは飲んでも構わない派だと言っていた。
泥酔したりするまで飲むのはダメだめど、腹八分目くらいにして、薬の飲み合わせを理解していれば大丈夫だと。
レキソタンを夜飲まないようにするとか、そういうことでいいと。

「お酒を飲んでいることを言えないでこっそり処理していることに意味がある。自分が被害をこうむることなのに相談できないこと。
理性と欲望の、欲望を言えないことの意味」

思いがけない話になって、泣いてしまった。

なんで、言えないんだろう。
自分の理性が欲望を過剰に押さえ込んでいて、それは自分を否定していることに繋がっていて、自信のなさにも繋がっているんだろう。

自信がないから自分を否定して、自分の欲望=意見を悪だと思って押さえ込んでいる。

押さえ込んでいるからこそ爆発しそうに膨れ上がってしまう。

誰でも嫉妬したり悪い感情を持っているから、口に出してしまえばいいと先生は言った。

もー、自分で自分が面倒くさくなってきた。
いい加減抜け出したいけど根が深いかんじもするので早々にケリをつけたいんだけど。

壁に貼ってあることと同じだ。
ああ、同じことだ。

自分の思っていることを口にする。
したいことをしたいと言う。

こんなことが、難しい。すごく難しい。

相手がネガティブな反応をしても、自分の意見を言う。
(思いやりは添えるけども)

治りはらせん階段のようらしいので、同じことで悩むこともある。
けど同じ道を通っている訳ではない。
成長してる。進歩してる。

もう少し自覚して。自分のことを。
すぐに忘れてしまうから。


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