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人生初の写真展「#湿度写真」を終えて

「3ヶ月後に人生初の写真展を開く!」

そう宣言したのが2018年10月。

2019年1月26日、27日に宣言通り無事、写真展「#湿度写真」を開催することができました。

ご来場いただいた200人以上の皆さま、本当にありがとうございました!

今回の写真展を通して気づいたこと、感じたことをつらつらと書いて行きます。(めちゃくちゃ長いのでご了承をば)

一人じゃ到底、到達できない夢だった

今回の写真展の準備で何より実感したのは、「私は一人ではなにもできない」ということ。

まず、111人もの方がpolcaで資金を支援してくれたことで開催に踏み切ることができ、準備から協力してくれた友人、そして、ギャラリーまで足を運んでくれた約200人もの方々のおかげで満足いくものを作り上げることができました。

突然言い出した私の夢に付き合ってくれる人が、ここまでいてくれたんだと写真展が終わってから胸が熱くなりました。

皆さん、本当にありがとうございました。

チームで作り上げる楽しさを知った


多くの方に褒めていただいたあの空間については、レイアウトや制作をしてくれたアイさん(@_YANAGI_i とインテリアコーディネートをしてくれたひかるさん(@hikarudon12 のおかげで、出来上がったものです。

「湿度だから白とモスグリーンのコンストラストは?」
「料理の写真は食卓のイメージで、平置きとかどう?」

なんてことをLINEやzoomミーティングを駆使して、3人でアイデアを出し合って当日のイメージを作りあげていきました。

「チームで作り上げるってこんなに面白いんだ!?」と今回の準備で気づきました。(二人が最高に素敵な人だったからというのが一番の理由なのだけど)

今後、もし機会があればまた一緒にチームで動いてみたいなあ……

皆の交流の場所とこだわった点


これはすごくおこがましいかもしれないのですが、写真展が皆の「交流の場」になっていたことが何よりも嬉しかったです。

みんなで待ち合わせをして来てくれたり、「もしかして○○さん!?」とツイッターでは知ってるけど会ったことはなかった人にやっと会えたとか、そういうことがあの空間で多発的に起きていて、ちょっとした新年会みたいで面白かったです(笑)

実は、ギャラリーを借りる時点で、以下の3点にこだわっていました。

・窓ガラスで日差しがしっかり入ること
・会場内をゆったりと歩けるスペースがあること
・白ベースの空間

というのも、ただ見るだけの写真展にしたくなかったから。

ギャラリーに入っても喋りづらかったり、いたたまれなくなってちょっと見たら出てしまう、みたいなことがおきないようにしたかったので、圧迫感のない場所を借りようと思っていました。

そして、コンテンツとしては大体こんなことをこだわっていました。

・わかりやすいフォトスポット
・適度な椅子の設置
・額縁・ハレパネ・ポートフォリオと視線を散らばらせる
・ステッカーとポストカードの販売

このこだわりポイントをおさえれたおかげか、体感的には皆の滞留時間が長くて、懸念していた点はクリアできたかな?と思いました。

(ご来場いただいた皆さんどうでしたでしょうか……)

確認不足の連続と、不安が続いた日々


実は、開催1週間前はずっと不安で不安でたまりませんでした。

「フライヤー刷ったけど広報活動が全然できてない!」
「まだ必要なもの作り終わってない」
「というか開いても、誰もきてくれないかも…」

やるからには、多くの方に見て欲しい。
理想としている展示空間を実現させたい。

そんなことを思いながらも、展示物の選定、レタッチし直し、配布物の製作入稿、ギャラリーとのやり取り。

仕事と並行してこれらを実行するには、初めての経験すぎて、キャパの少ない私は全然頭が追いついていませんでした。

そこで起きた確認ミスやトラブルなど、自分の管理不足が不甲斐なくて、写真展終了後、すぐに大泣きしてしまいました。

みんなが作ってくれたあの空間があまりにも最高だったから余計に申し訳なかった。ご迷惑をおかけした方々、本当に申し訳ありませんでした……。

といっても、このミスに関しては、自分が反省そして今後改善するしかないのできちんとなおしていこうと思います。

1番近くで支えてくれた存在


開催にあたって、一番近くで支えてくれていたのはなんといっても彼氏のけんちゃん(@YJKENTA )。ギャラリー探しから、資料作り、アポとりなど、苦手で手がつけられなかったところも一緒にやってくれて、設営準備や当日の運営も請け負ってくれました。

精神面でも、すぐにネガティブ思考に陥る私をいつも力強い言葉で励ましてくれて……彼がいなかったら、ここまでできていなかったと思います。

私の夢を、私以上に楽しみにしてくれている存在がいるってすごいことだと思う。

いつも本当に、ありがとう。

夢への1歩目と、皆が押してくれた背中

写真展の「ごあいさつ」にも書きましたが、今回の写真展はまさに夢への第一歩でした。

写真を始めてまだまだ日の浅い私が写真展をするなんて、「なに勘違いしてるんや」と思われることも覚悟していました。

もちろん反対されたとしても進む覚悟ではあったのですが、宣言した時から「楽しみ!」と多くの方が言ってくれたことで、ポンっと背中を押してもらった気がしました。

「人生初の写真展は1回きりだから立ち会えてよかった」「自分も写真展開きたいと思った」「素敵な空間だった」などなど…ポジティブな言葉を直接もらった2日間。

Twitterでも沢山の人が#湿度写真で感想を呟いてくれて、「ツイートがまわってきたから来てみました」なんてこともありました。

改めて、この一歩を踏み出して本当によかった。

これから先の方がもっと長くて、さらに過酷なことが起きるかもしれない。

それでもこの写真展で得たものを糧に頑張っていけると思います。

夢から生まれるまた次の夢


写真展の2日後が誕生日だったのですが、25歳になる前に夢を叶えるという貴重な体験ができてよかったです。(今まで成功体験が少ないからなおさら)

行動し続ければ世界は少しずつでも変わるということが分かったし、「次はこんなことしてみたい!」「あの場所に行ってみたい!」と1つ夢が叶うとその次の夢が出てくるようになりました。

どれだけやっても満足することはないだろうけど、満足するまでこれからもやっていこうと思います。

そして、今回のことをきっかけに「どんな写真家になりたいか」というのを改めて考えてみました。

これは抽象的で、おこがましい話かもしれないのですが、私や私の写真を通して「新しい世界」や「物語」を伝えていける写真家になりたい。

具体的にどうするかというと、もうひたすらに自分がいいと思った方向に向かって走り続けることしか私はきっとできないと思います。

まだまだ未熟ではありますが、これからも突き進んでいくので、どうぞ「さどまち」をよろしくお願いいたします。

<スペシャルサンクス(順不同)>
サイト制作:こみ(@komisukee )
フライヤーデザイン:わたらいももすけさん(@momosuke_art )
会場レイアウト / デザイン製作:アイさん(@_YANAGI_i
空間コーディネート:ひかるさん(@hikarudon12
ギャラリー選定 / 資料作成 / 当日運営:けんちゃん(@YJKENTA
設営:えるも(@chanmoexx )
撤去:いびちゃん(@ibich4n_
ウクレレ演奏:SHINさん(@ukulele_fullest )
動画製作:神さん(@PHOTOGRAPHERJPN )
Polcaご支援いただいた111名の皆さま
ご来場いただいた約200人皆さま

神さん(@PHOTOGRAPHERJPN )が素敵な動画を作ってくださいました。よかったらこちらから写真展当日の様子を見てみてください。


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