それでも、前にすすむためのビジョンを


今日は、少し遅くなったけど、10/04(金)に参加してきた
#お店note のイベント ビジョンファースト経営の参加記録。

私は、就職活動の際に、彼らのビジョンに共感し、「中川政七商店しか勤めたくない!」といい、両親を少し困らせた。(そこに勤めないなら、海外で大学院に行く!といい、3日家から出してもらえなかった。)

あの時なにより、彼らのビジョンである「日本の工芸を元気にする!」に共感し、同じ歩幅で歩いているとまで、思っていた。
余談だけど、「本に付箋をはり、線を引く」というのを初めてやったのは、彼らのブランドのはじめかたという本だった。

ビジョンファースト経営って。

そんなビジョンファースト経営。
彼らはどんな風に歩みを進めることができたのか。
は、私が書かなくても取締役の緒方恵さんがとても丁寧にnoteに記載されているので、割愛します。読んでください。これ以上の語彙力、私にはないので。
ビジョンとは、がとても丁寧に記されています。

綺麗ごとじゃない

昔からずっとずっと思っていて、イベントに参加してもなお、変わらなかった感想は、「彼らのビジョンは、彼らの収益向上の延長線上にあること」。

ビジョンとか、ミッションとか、あらゆる企業が載せているが、本当にビジョンが事業にそったものになっているかと不安になる会社もいくつもある。
例えば、回り道もできるし、まぁどこからでもそのビジョンにたどり着くと言わんでもないみたいな企業は、たくさんある。うちもそう。

でも彼らの場合、回り道をするという選択肢がないくらいに、ビジョンが延長線上のど真ん中にある。

そんな企業は、ごく稀だ。

そんな時、経営者でもない、一会社員の自分が、どうそのビジョンを真に受けて進んでいくべきかは、「それでもなお、前に進むために、解釈すべきは」と理解することだろう。

自社の場合、わかりやすく顧客主義とある。顧客主義であることがビジョンであるということは、いくらでも寄り道ができる。
考え方は人それぞれで、「それって顧客のためですか?」の顧客を知らずして、誰にいうとんねん!みたいなこともよくある。

この #お店note の感想を書く時、ぜひ自社に置き換えてといわれた。
自社に、自分はどうビジョンを捉えて進んでいくべきか。実は、未だにわかっていない。

会社を代表して取材を、と取材を受けた時も、自分たちのビジョンにそって顧客に寄り添っていると答えたが、今の所、自社にしかできない顧客の寄り添い方、それをすることによって、KGIが達成するか、またKGIとは何か。KPIはどこなのか。それは連結で考えるべきかなど、全ての要素がクリアになっていない。

それでも、前を向いてすすむために

クリアになってないから、とそのまま進んでいて良いか。

と言われると、少し難しい。私の中ではビジョンがあるからこそ、道が開ける。

イベントの中で、緒方さんが、正しくビジョンをつくる基準として
・正しく心が踊れるか
・適度にとらわれないこと
をあげていた。

確かにそれだけにとらわれていると事業自体の縮小にもなりかねず、あまり意味のないものになってしまう。
正しく心が踊れるか
その言葉に集約されている自由さを私たちは自分たちのビジョンからくみ取らなければならないと思う。

少し、自社のビジョンについて考え直そう、そんな11月にしよう。
私がこの会社にいる以上、ビジョンとともに、前を向いていなければならない。

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