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2020 J2リーグ 第35節 ジェフ千葉vsVファーレン長崎

 こんばんは。第35節です。ジェフは昇格争い真っ只中の長崎と対戦。
 少し前のシーズンならジェフもそちら側にいる事があったなあと。
 今は、1試合1試合思い通りの試合ができるか否かの戦いで。
 今だけを見れば寂しい限りですが、いつかきっとこの日の積み重ねを振り返る事ができるように。
 ご存知の通り、手倉森監督の長崎は昇格争いの最中で、その辺りの硬さも出るのかどうか。
 かつてのジェフもリーグ後半、負けられない試合が続いて、ガッチガチになることもしばしば。
 いつのシーズンだったか、当時水戸にいた吉原宏太のインタビューで、

昇格争いのプレッシャーでこんなにガチガチのチームは可哀想だって。自分達はのびのびできたから勝てた。

みたいなことを言われてた事を思いだしたけど、今日の長崎にそんな言葉は全く当てはまらなかったなあ。

 ただジェフも前半から高い集中力を見せてたし、いい時と悪い時のムラという意味では、いい時側だったのではないでしょうか?

 それだけに、勝てなかったという事は、実力のところでかなってないという事でしょうから、喜べはしないですね。

 メンバーは、クレーべ船山ツートップ。右サイドに堀米、ボランチに田口、アンドリュー。左にアラン。センターバックは、鳥海、イッキ。右サイバはゲリアで左にミチ。キーパーは変わらず新井さん。

 前半は特にチャンスも作れてたしあそこで得点までいける力があればな。と悔やまれるところです。どっちにころぶかわからないくらいの差では、やっぱりダメで、ここぞという強さを身につけたチームが、上位に組み込むのでしょう。そういう意味でも長崎はなかなか決定機までいかない中でも、自信というか、このまま焦れずに、繰り返すことで結果につながるんだということをよく理解している戦いっぷりだったと感じました。

 スコアこそ1-0だったし、やり方によっては千葉にころがることもあったかもしれないゲームだったけど、やはりチームとしての差は、順位どおりくらいの開きがあるように感じました。

 最近、ゲリアが好きですね。たしかに足元の技術とかテクニックとかは雑なところがあるけど、競り合い強いし、足速いし、なんかやりそうな感じが好きです。ジェフの2番付けてるし、長い事いたらいいな。

 あと、今節のアンドリューはゲーム通して高いパフォーマンスを見せていました。ガツガツ奪うアンドリューのプレーも好きです。
 今となっては懐かしいけど、エスナイデルさんで、何かを掴んだアンドリュー。あちこちオファーがありながらも、ジェフでプレーしてくれるアンドリューも長い事いてくれたらなと思ってます。

 長崎にはあんまり勝てないですね。今シーズンも二つとも落としてるし。カイオセザールって不思議な選手。なんとなく、もさっもさっとしてるようだけど、取られないで進むし、パス出せるし。髪の色も不思議。まあ、やっかいでした。

 シーズンはもう終盤戦。来シーズンに向けて、編成も始まっている事でしょう。辛い話しだけど、更新のない選手もいるわけですから、残り少ないシーズン。最後まで全員で頑張ってほしいところです。いくらプロとはいえ、サッカーはチームプレーで、選手は人。人と人のつながりは、プロだからと割り切れるものだけではないから、契約事とはいえ、やっぱり寂しいし、感じる事も多いでしょう。ですから、悔いのないように、シーズン最後までいいチームを目指してください。

 次は、水曜日にアウェイ山口。今シーズン山口にもフクアリでは負けてますね。
 ひとつでも上の順位に。ホームの借りを返しましょう。

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