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大切なNFT(CNP1体)を盗まれた男の顛末&反省文

皆さん、こんにちは。
味噌汁タケシです。

6月19日、未明に私の大切なNFTが盗まれました。
今回は、事の顛末と私の反省点について記載したいと思います。

私は愚かな人間なので、いつかはこの出来事も風化してしまい、同じ過ちを起こしてしまうと思うので、まだガッツリ凹んでいる今の気持ちを忘れないように未来の自分のために書かせて頂きます。

こんな悲しいことがこれ以上起きないように皆さんの何かのお役に立てられれば幸いです。

CNPを盗まれた経緯

6月19日の朝にツイッターの『通知』の自分のメンションに『Ninja Dao』から来ているのを確認しました。

普段、メンションで届いているのは自分の全く知らないプロジェクトから来ているので確認をすることもなかったのですが、Ninja Daoのアイコンだったので、ついクリックしてしまいました。

偽アカウントのプロフィール画面に飛ぶと、こちらの画面が出てきました。

偽アカウント画面:今見れば、アカウントの末尾に“s”があるがわかるのに
本物のアカウント

『あれ?フォローしてたと思ってたけど、フォローになってない。フォローしてなかったのかな?』
と若干疑いつつも、フォロワー数が8万人以上もあったので、

少しの疑念を残しつつもこちらの固定ツイートを見てしまいました。

詐欺サイトへの誘導ツイート

こちらには、7月17日に発売予定の『CNPJ』のプレセールの事前登録をしている旨のツイートがされています。

私は毎日イケハヤさんのVoicyを聴いており(プレミアムを含む)、
『あれ?事前登録があるって話してたかな??』
『そういえば、何か発表があるって言ってたのはこの事か!』

と勝手な解釈をしてしまい、このツイートのリンクを踏んでしまいました。

詐欺サイト

リンクを踏むとこちらのサイトに誘導され、この時にはもう騙されていたので、いつものように自分のメタマスクをコネクトしてしまいました。

コネクトが終了したら『Click to Register』がクリックできるようになると思っていましたが、

『あれ?クリックできない…なんでだ?』

サイトの不具合か何かでクリックができないのかと思い、もう一度ウォレットをコネクトしても事前登録のアイコンはクリックできなかったので、とりあえず後で調べようと思い、仕事に出かけました。

仕事から戻り、いつものように夕食を食べながら情報収集をしていたところ、イケハヤさんのこちらのツイートを見ました。

見た瞬間に、心臓がバクバクと動き出し、食べてたご飯が喉を通らなくなり、急いでパソコンを開き、OPENSEAの自分のコレクションを確認しました。

同じウォレットにすべて転送されていた…

ゲームオーバー・・・

CNP1体とブロックチェーンゲームの『isekai Battle』キャラクター6体が盗まれていました。

ただただ、悲しい。悔しい。自分が不甲斐ない。仮想通貨怖い。お腹痛い。

イケハヤさんのVoicyを聴いて、これからのCNPの展開にワクワクしていたのに…。
フロア価格が高くなりすぎて、今の自分には買い戻すことができない。悲しい。
それに加えて、『isekai Battle』キャラクター6体まで…。
まだ、ゲームも始まってないのに…。楽しみしてたのに…。

不幸中の幸いにイーサリアム上のNFTが全て盗まれておりましたが、ポリゴン上のNFTは無事でした。

これが顛末でございます。

NFT盗難が発覚した直後はかなり動揺しておりましたが、今はようやく冷静になって自分に何が欠けていたのかを振り返ることができました。

今回のNFT盗難で私が学んだこと

1.初心を忘れていた

私は仮想通貨を利用するようになり10ヶ月ぐらいが経ち、NFT、ブロックチェーンゲーム、Defiなど様々なプロダクトを触ってきました。最初は何も分からなかったので取引所から自分のウォレットに仮想通貨を移すだけでもドキドキしながら行っていました。それが段々と慣れていき、当たり前となり、自分は詐欺に引っかからないという謎の過信があったせいで、足元をすくわれました。
これから何十年と利用することになるブロックチェーン関連のことについて、もっともっと学んで、初心を忘れずしっかりと活用していきたいと感じました。

2.たくさんのプロジェクトを追っかけすぎていた

私のようなサラリーマンは限られた時間の中で情報を取捨選択しなければなりません。かつての私は楽しそうなプロジェクトにはとりあえず甘噛みしていくスタイルでした。しかし、これではそれぞれのプロジェクトについてインプットされる情報が薄くなってしまい、結果として詐欺に気づけませんでした。要領の悪い私は今後3つぐらいのプロジェクトに絞って情報を集めていこうと思います。

3. 自分がこの業界の何に魅力感じているのかを再認できた

現在の仮想通貨は投機的な側面が大きいですが、ブロックチェーン技術の発展により、一部の『既得権益保有者』『資本家』に利益が集中してしまう現在の資本主義をもっと『労働者』や『ユーザー』に利益が還元される世界を作れるのではないかという夢を描いて、私はこの業界を応援していました。
最近の低調な仮想通貨相場もあり、心のどこかで『もっと儲けたい』『他の人よりも得をしたい』という気持ちが、焦りとなって冷静な判断ができなかったと思っています。
今回の事をきっかけにもう一度、初心に戻りWeb3.0やDaoについて勉強をしていき、『新しい資本主義』が実現できるように微力ながら、応援していきたいと思いました。

まとめ

不甲斐ない自分を嫌いになりました。
しかし、どんだけ自分を責めてもNFTは戻ってきません。
こんな悲しい思いは、自分だけで十分ですので、被害が拡大しないでほしいです。
NFT盗難の発覚直後は『もう仮想通貨を触るのやめよう』と考えましたが、やっぱりこれから始めるWeb3.0、Dao、メタバースが当たり前になっている世界を最前列で見てみたいので、これから今まで以上に勉強して発信をしていきたいと思います。

最後に私のようにNFT盗難にあった方たちへ前田敦子さんの名言でお別れしたいと思います。
『自分のことは嫌いでも、NFTのことは嫌いにならないでください』

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