現段階で飛んでしまった海外渡航について

こんなこともこの先ない(と信じたい)と思うので,7月24日段階で飛んでしまっている海外渡航について少しまとめておきたい。

今日はちょうどオリンピックの開会式が開催されることになっていた日だったようだ。もうそんなことなかったかのように,Stay HomeとGo toの板挟みの日々がテレビで報道されている。

子供達も昨日から夏休みでオリンピックをみんなで観戦とかいう話なのだけど,4から5月の小学校がほぼぶっ飛んでいるので,今年の夏休みは1週間少し。恒例の自由研究や作品募集は一切行われていない。

さて本題。毎年6月頃のシーズンはバカンス前の隙間ということで国際学会がヨーロッパ地域でよく行われている。今回はいろいろご縁があって,Invitedでお誘いいただいていたもの,いろいろな事情で出しておいた方がよいものをアプライしていた。それが現在どうなっているかを以下に。
しかしながら,今年度は科研費も不採択で共同研究も少し絞り込まれていたので,本当にこれだけの学会を学生さんとこなそうとしていたのか,今になっては驚かされている。

【5月】JST日中大学フェア@中国の福州→いろいろご縁もあるので,申し込んでいた。採否が来る前に延期との連絡が。その延期予定も未だに見えない。

【6月】GEE2020@カーン・フランス→昨年モントリオールでお世話になった学会。こちらも来年5月の延期が早々と決まり,いまアクセプトされているものはそのまま維持されるとのこと。もう少しデータ積んで論文化等も目指したい。

【8月】ICC8@韓国・釜山(Invited)→ギリギリまで連絡がなかったのだけど,来年4月に延期。これは学生さんが2件発表入れていて,1人は今年度で卒業してしまうので,進学先の大学院所属で発表できるかどうか…という状況だが,今の韓国の現状を踏まえると,本当に行くべきなのか考えざるを得ない。

【9月】国際アパタイト会議@モントリオール→こちらについては延期はきまっているが,いつになるかはまだ聞いていない。

【10月】無機リン化学会の国際会議@ヴェネチア→こちらは主催者の先生のご縁もあるので,学生さんも交えて多くで行こうと考えていた。来年の6月頃という話もあるが,果たしてどうなるのだろうか。

【12月】日本バイオマテリアル学会・SFBのジョイント会議@ホノルル→私の師匠が80歳を超え,最後のご講演を引き受けたもので行かないわけにはいかないものだったが,年度あけに来年7月の開催の案内がきた。これは最優先で行ければいいなと思っているが。

【12月】PACIFICHEM2020@ホノルル→当初SFBがきまっていたのでこちらはパスしていたのだけど,飛んだのと他の研究室でも行こうという動きがあったので,団体で参加の計画をたてて学生さんのポスター3件とセットで申し込んでいたが,1年ずぼっと延期になった。こちらは学生さんすべてが卒業してしまうパターンなので,この申し込んだ内容を取り下げるべきか,次の学生さんにシフトして発表すべきかまだ考えている。

という状態。
しかしながら,本当に来年に延期になった会議が来年に開催されるのか,また私たちが本当に渡航できるのかは全く予断を許さない状態である現状。

こんなこともあったよね…と笑って過ごせる日が来ることを祈るしかない。

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