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受講後できるようになることは?苦しいときにはどう声をかけてもらえる? #MsEngineer の実践的カリキュラムのリアルを元受講生の講師が語る

「(Ms.Engineerの講座を受けると)技術的な知識を得られるだけじゃなくて、マインドの変化も大きいはずです」

未経験から最短5ヶ月で世界に通用するエンジニアを育成する、女性のためのフルリモート型プログラミングブートキャンプ「Ms.Engineer」。自らもMs.Engineerの卒業生であり、現在、Ms.Engineerで講師として活動するMeiさんはそう語ります。

Ms.Engineerのカリキュラムは、現場で即戦力となるエンジニアを育成するための、短期集中型でハイレベルなもの。しかし、Meiさんをはじめとする卒業生は、自らの力で難しい課題も乗り越えてプログラミングの技術を身につけ、キャリアの道を切り拓いています。

Meiさんが「(自分にとってMs.Engineerの講座を受けたことは)プラスでしかなかった」と語る、カリキュラムはどのような内容なのでしょうか? 」各講座の詳しい内容と各コースで目指すレベル、カリキュラムの中で印象に残ったエピソードをうかがいます。

たった4週間で、HTML・CSS・JavaScriptを使いこなし、自分のアイディアを形にできるようになる。スターターコースの魅力

——Meiさんは現在どのような形でMs.Engineerにかかわっているのですか。

メインはスターターコースの講師で、ブートキャンプではTA(ティーチングアシスタント)として、講師の方や生徒さんをサポートさせていただいています。あとは細かいお仕事として、入会を検討している方向けの勉強会の講師をするなど、運営全般に携わっていますね。

——Ms.Engineerのカリキュラムは、4週間の「スターターコース(基礎)」と、12週間の「ブートキャンプ(応用)」に分かれていますよね。まずは、スターターコースの具体的な内容を教えてもらえますか。

スターターコースは、平日の2日間19:00〜22:00までと、土曜の9:00〜12:00/13:00〜16:00の週4コマを、合計4週間にわたって学ぶコースです。Webページをつくるための基礎となるHTMLとCSS、あとは、動的なページをつくるために必要なJavaScriptを中心に学んでいきます。


引用:https://ms-engineer.jp/#curriculum

JavaScriptはポップアップウインドウを表示したり、マウスをかざすとメニューが表示されるような機能をつくったり、「動きのあるWebページをつくることができる」のはもちろんなんですけど、アプリを開発することも出来ますし、JavaScriptを学ぶと、Web開発で表現したいことを実行する幅が大きく広がります。

——スターターコースを卒業した受講生のみなさんは、最終的にどれぐらいのレベルに達するのでしょうか?

スターターコースでは、最終週に「4週間で学んだことを作品としてアウトプットする」という課題があるんです。

先日卒業した4期生のみなさんは、たとえば、3つの設問から今日の気分に合ったものを選んでいくとその日にぴったりな香水を選んでくれるWebページや、字の読めないお子さま向けに、音声でキャラクター名を紹介してくれるページをつくっていたのが印象的でした。

Ms.Engineerでは受講期間中、Discordにヘルプチャンネルを設けていて、「困ったことやわからないことがあればいつでも質問してくださいね」と伝えているんですけど、このときはほとんど質問が来なくて。好きなことや興味のあることを、自分ひとりで、しかもたったの一週間で形にされていて、めちゃめちゃすごいと思いましたね。

——4週間で、Webページがつくれるようになるのはすごいですね! ちなみに、ブートキャンプでもJavaScriptを学ぶと思いますが、到達レベルにはどんな違いがあるのですか。

アプリって、「フロントエンド」と「バックエンド」という2つの仕組みで動いているんです。フロントエンドは実際にユーザーが目にする画面のことで、バックエンドは、ユーザーが入力した情報をもとにプログラムを実行したり、データを格納したりする、ユーザーの目に見えない部分のことですね。

スターターコースで学ぶのは、実はフロントエンドの一部だけなんです。ブートキャンプではバックエンドの知識まで身につけるので、スターターコースの到達点が“Webページの表面的な部分”をつくれるようになることだとしたら、ブートキャンプでは、フロントエンドからバックエンドまで全て自分で開発した“フルスタックなWebサービス”をつくれるようになるイメージです。

加えて、これはJavaScriptの領域ではなくコンピュータ・サイエンスの領域ですが、「コンピュータはどうして動くのか?」といった基礎的な部分から学ぶ授業もあるので、より一層応用の効く実践的なプログラミング知識が得られると思います。

最終目標は“ジュニアレベルのソフトウェアエンジニア”「新しいことを学ぶのが好き」な人は成長する

——スターターコースからブートキャンプへ進む際には、「トライアウト」という試験を通過する必要があるんですよね。

はい。トライアウトはスターター卒業後、半年以内に合格する必要があります(その後も有料でテスト自体は受験可能)。

毎回別の課題が出るので、ブートキャンプへ進む予定がなくても、スターターコースで学んだことの復習や、勉強目的で受ける方もいらっしゃいますよ。逆に、スターターコースを受講しなくても、トライアウトからチャレンジされる方もいらっしゃいます。

——次にブートキャンプについて教えてください。ブートキャンプでは具体的に、どのようなことを学ぶのでしょうか?

ブートキャンプは全部で12週間あるんですけど、4週目まではフロントエンドとバックエンド(サーバー・データベース)の知識を学びます。5週目からは実践編として「ToDoアプリ」をつくったり、7週目には外部の企業さんのご協力でサービスを開発したり……。コースの前半の座学の期間は、午前中にレクチャーの時間を取って、午後に課題に取り組む流れになっています。7週目までに自分のポートフォリオサイトを作ってもらう課題もあります。

4週目までにフロントエンドとバックエンドを学ぶ理由は、5週目からの課題が、その知識を全部活かさないとできないからです。たとえばToDoアプリは、タスクを入力して「登録」ボタンを押すとタスクリストにタスクを追加できて、タスクを完了した後にチェックを入れるとタスクがリストから削除される設計が必要です。この、「チェックリストにタスクが追加される」「チェックを入れるとタスクが削除される」という条件を設定するには、データベース側の知識も活用してプログラミングする必要があるんですよね。

——Webアプリ制作一つとっても、かなり深く学ぶことができるんですね。

Ms.Engineerでは、ブートキャンプ卒業時には「ジュニアレベルのソフトウェアエンジニア」として企業に就職できるレベルを目指しているんです。実際に異職種からエンジニアとして就職した卒業生も複数いますし、なかには内定を4社からもらったという子もいて。

「新しいことを学ぶのが好き」という人や、「エンジニアになってこんなサービスが作りたい」と思っている人はとくに、ブートキャンプですごく成長できると思います。

——一方で、平日毎日8時間にわたって学ぶのは決して楽ではないと思います。受講生のみなさんは、どうやって乗り越えているのでしょうか。

私はTAとして「いつでも相談して」と常に伝えていることと、自分自身がブートキャンプを受けた経験があるので、生徒さんと接するときには、「自分がどんなところでつまずいたか?」「そのときにどんな助けや支えがあったら嬉しかったか?」を思い出して、それを今の生徒さんにしてあげられるように意識していますね。

生徒さんからのお悩みで多いのが、「自分がチームに貢献できていないのでは?」というもの。実際1on1(1対1で行う定期的な面談)のときに、いつもすごく素直で、客観的に見たら「全然そんなことないのに……!」と思うような子が、私にそういった相談をしてくれたことがあったんです。

じつは、私自身も受講生時代に同じように悩んだことがあって。でも、卒業して改めて振り返ってみると、チーム開発って、大量にコードを書く人、設計のアイデアを出す人、丁寧に難しいコードを書く人、あるいは、チームのみんながうまくコミュニケーションを取れるように雰囲気づくりをする人、ユーザーの目線に立った意見を出す人など、いろんな人が、お互いにいろんな面で支え合って出来るものだと思ったんです。

だからその子にも、「誰にでも得意なことが必ずある。だから貢献できていないなんて心配は、まったくしなくていい。あなたにできることが絶対にある」と伝えました。その子はそのとき泣いていたんですけど、「安心しました」と言って、その後の作品発表では元気に笑顔でプレゼンしていました。

——MeiさんのようなTAさんと、定期的に面談の機会があるのは心強いですね。今のチーム開発のお話にもつながるのですが、Ms.Engineerでは、技術面のほかにもソフトスキルを身につける授業があるとうかがいました。どのような内容なのでしょうか。

ブートキャンプでは、エンジニアのマインドや相手に伝わりやすい話し方、ロジカルに組み立てるコツなどを、外部の講師の方を呼んで学ぶ機会があります。また、生徒がライトニングトーク(発表内容を3〜5分に短くまとめてプレゼンすること)をする機会もあり、お題に対して一人ひとりが発表内容を考えて、スライド資料をつくって、プレゼンをするところまでやります。

スターターコースでも、ソフトスキルを重視した授業を行っていて、エンジニア業界では「端的に伝える」ことが求められるので、「質問の仕方」について、グループに分かれて「こういう質問っていい質問だよね」「この質問に対してはこう思った」とディスカッションして、どんな質問が相手にとって負担が少ないのか? という意識づけをしたりもしました。

Ms.Engineerのカリキュラムは、先生が一方的に教えるティーチング形式じゃなくて、生徒さん自身が考えるサポートをするコーチング形式なのも特徴だと思います。

プログラミング技術を身につけ、マインドも変化。「どこへ行っても働ける安心感がある」

——Meiさんはご自身でもMs.Engineerの講義を受けていたということですが、ご自身が受講中、どうやって自分の時間や、予習・復習の時間を確保されていましたか?

ブートキャンプは土日がお休みだったんですけど、予定を入れないようにして、勉強時間に充てるようにしていましたね。「休むとついていけなくなる」という不安があって。

移動時間にもスマホで調べものをして、受講期間中は本当に、ずっと頭の中でプログラミングのことを考えていた気がします。

——12週間の濃密なカリキュラムを乗り越え、今は講師としてご活躍されているMeiさん。受講後、ご自身の変化をどのように感じていますか?

私はもともとWeb系の制作会社に勤めていたんですけど、そこでは、Webサイトのディレクションや簡単な修正作業を担当していたんですね。でも、今後のキャリアを改めて考えたとき、自分には「これができます」と自信を持って言えるものがないことに気づいて。「もっと技術を身につけて、エンジニアに転職したい」と思ったのが、受講のきっかけでした。

今は、本当に「Ms.Engineerに通ってよかった」と思います。プログラミングを学んだことで、今は受講生にプログラミングを教えられるようにまでなりましたし、「JavaScriptができます」と自信を持って言えるようになりました。

さらに、今はMs.Engineerで講師としてお世話になっていますが、今後どこへ行っても働くことができると思えるので、すごく安心感があります。3カ月という短い期間で、いろいろなことを一気に学べたのも魅力でした。

技術的なことだけじゃなくて、マインドの変化も大きかったです。

Ms.Engineerでは、講師が「会社のOJTのように」生徒さんと接しているので、基本的に、そのまま答えを教えることはしないんですよね。わからないことは自分で調べて解決するしかない環境だから、いい意味で諦めることができないんです。

私自身、「諦めないで調べつづければ絶対にできるんだ」と体感したことで、以前よりもずっと前向きになりました。Ms.Engineerでの経験は私にとって、プラスでしかなかったです。

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Ms.Engineerは未経験から最短5ヶ月でハイクラスエンジニアを目指すことができる、女性のためのフルリモート型プログラミングブートキャンプです。あえて女性のみの学習環境であることで、女性ならではのライフスタイルに寄り添った学びやすさやサポート体制を提供します。

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