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『最強のマーケティングOODA(ウーダ)』が発売中です!

私の新著『最強のマーケティングOODA(ウーダ)』が発売中です。
本書では、めまぐるしく変化する時代のマーケティング成功の秘訣をまとめてあります。

マーケティングは、経営の根幹

マーケティングとは、本来どこか特定の部門が行うものではなく、あらゆる部門のメンバーが「顧客」と向き合うべきものです。そして、マーケティング戦略の上に、すべての組織、事業セグメント、チャネル、アライアンスなどを連携させ、練り上げた施策を実行することが必要です。だからこそ私は、マーケティング活動は経営の根幹だと考えています。

小さな変化を素早く起こすことが、成功の秘訣

そして、最初から 大きな変化を求めるのではなく、小さな変化を積み上げることが何よりも大切です。大きな変化には、必ず大きな抵抗があります。変化は少しずつでも構いません。大切なことは、変化のスピードです。少しずつの変化を素早く起こすことができれば、着実に変化します。そして、着実に前進します。 実際には、これが目指すゴールにたどり着く一番の早道なのです。

マーケティングにOODAループを適用した

本書では、マーケティングに限らず、「小さくはじめて、素早く実行し、大きく育てよ」とメッセージを送っています。そのため、その実行プロセスを「OODA」(脚注あり)に沿って解説しました。ただし、 OODAはPDCAと対立するものではなく、車の両輪です。PDCAが立てた計画に従うことを前提にしているとすれば、OODAは目指すべきビジョンに従うプロセスです。ダイナミックなOODAの中にあって、計画をしっかりと実行する場面では、やはりPDCAは大切なプロセスなのです。

それでは、どのように組織の中にOODAループを埋め込み、マーケティング活動を成功させていくのか?・・・それが本書の核心です。
ぜひお読みいただければ幸甚です。

(脚注) OODAループは、アメリカ空軍のジョン・ボイドが提唱した理論で、Observe (観察)、Orient(仮説構築)、Decide(意思決定)、Act(実行)を繰り返す意思決定方法のことです。元々は航空戦に臨むパイロットの意思決定を対象としたものでしたが、現在ではビジネスや政治など様々な分野に応用されています。 現代のようなVUCA時代には、頻繁に想定外の問題が起きることが普通のため、迅速に問題を発見し、即対応できることが望ましいといえます。そして、OODAループは、そもそも迅速な判断と素早い実行を前提に開発されているのです。

著者 坂本 松昭



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