一週間後の自分にむけて #NovelJam2019

今頃は「こんなの終わるわけないだろ」と言っている頃でしょうか。
去年のあなたは二泊二日なのをいいことに、初日は千字も満たない状態で早々と飲酒をして徹夜に備えて寝ていましたね。
今年はそんなこともできません。泣いても原稿は終わりません。さっさと手を動かすのがベストです。
でも、あなたにそんなこと言っても意味がないのは私がよく知っています。
だって今も他の原稿がやばいのに、こうして現実逃避としてこのnoteを更新しているんですから。

さて、あなたは事前準備をしなかったことに後悔していますか。
きっとしてますね。過去にああしておけばよかった、と思うのは簡単です。
しなかったことに意味があると思いましょう。
あなたが事前に決めた、今回参加するにあたっての家訓を思い出してください。
迷ったら帰ってくる場所を作ったでしょう。それがあなたの全てです。

思い出してください。
あなたが前回参加した時に感じたことを。
講評会で死ぬほど泣いたことを。
選ばれなかった悔しさを。
「〜ならば」で語られる屈辱を。

きっとあなたはこの二日間で何回も逃げようとします。
どこかで妥協を考え始めます。
それが一番の後悔になります。
酒は飲んでもいいから絶対に逃げないでください。

今、このnoteを書いている私はあなたがどんな物語を書いているか、想像もできないし、面白いかもわかりません。
でも、きっと面白いものを仕上げてくれると信じています。
あなたの一番の読者は私です。一番のアンチも私です。

最高の物語を書き上げると信じています。
とにかく頑張ってください。徹夜しすぎるなよ。



いただいたお金は、美味しいお酒と新しい本に使い、書くためのエネルギーにしたいと思います。