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日記のような感情メモ

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日々の出来事や思ったことを書きます。
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2019年3月の記事一覧

日記のような感情メモ 0328

久々に夜中が静かで、布団の中からぼんやり光る画面を見ながら過ごす。
ぽこぽこ生まれていく吹き出しはじんわりあたたかい気がした。
ねむたいのに寝たくない。明日、困るのは自分なのにな。

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ヨーグルトの賞味期限が切れてしまって、どう食べようが悩んでいたらお昼になった。
冷蔵庫の中の危ない食べ物を少し処理しなくては。
おからパウダーと混ぜ込んで、ヨーグルトソースのグラタンにしようかな。

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日記のような感情メモ 0323

旬な上に地域最低価格保証らしく、一玉98円のキャベツを丸々買う。
案の定持て余しているので、千切りにしてサラダにしたり適当にちぎってスープにしたりして食べているのだけど、まあ一向に減らない。
ついでにトマトも4個ワンパックで189円だったのでついつい買ってしまう。
豆とセロリのスープを教わったのだが、セロリに対する苦手意識が勝つのか、それともレシピ幅の無さが勝つのか、どっちだろう。

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日記のような感情メモ 0321

久々に父と飲む。
父といっても本物の父では全くないのだけど、口にする以上に父として慕っているし、多分大きな愛だと思う。
ずっと前から行こう行こうと約束していた300円中華は安さの割にめちゃめちゃ美味しくてハッピーだった。
冷えたライチが美味しくて、ベロベロになりながら恋人と会う。
だいたいベロベロの日はベッドに辿りつく前に寝落ちてしまうのが通例で、その様子を証拠写真として撮られてしまうので飲み過ぎ

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日記のような感情メモ 0319

切羽詰まっていないのに、慌ただしく締め切りと戦う。
すぐには出ない答えでも相手の時間をとってしまうのは非常に申し訳ないなあ。
夕飯を考えていると、唐突に「森田さん」と先輩に呼ばれ、驚きのあまり席から飛び上がる。
用件は頭痛薬を持っていないかだった。
この前は「体温計を持っていないか」と聞かれたので、先輩は私を薬箱だと思ってるに違いない。

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3ヶ月の久しぶりに心がざわつく。
どうして

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日記のような感情メモ 0317

朝ごはんを食べながら、夕飯のメニューの心配をする。
近頃忘れっぽさに磨きがかかって、何をしようとしたのかすぐに忘れてしまうね。
たらを解凍したのに外食をしてしまったので、明日の朝にでも食べることにする。

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ちょっと肌寒いなぁと思いながら、秩父宮でハイネケン。
昼間の飲酒は優越感と罪悪感が一緒くたになる。
よくわからなくても知らないことを知るのは楽しいね。
歓声の渦に巻き込ま

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日記のような感情メモ 0314

性格が変わったな、それはいい方向に。と、メガハイボールを傾けながら上司から言われる。
そうかもしれませんね、だっていいことばかりなもので。と、タバコに火をつける。
びりびりした空気は冬を運ぶね。

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出勤するとデスクにホワイトデーのお返し。
DEMELのチョコが食べられるってご褒美だ。
美味しいものはいつだって、ちょっとだけ元気な気分へ誘ってくれる。
甘さをほろ苦いコーヒーで味わうか

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日記のような感情メモ 0313

なんだかよくわからないけどずっと忙しくてヒーヒー言っていたのに、ポーンと暇ができてしまって時間を持て余している。
やることはあるんだけどそうでもない方が多くて、「暇が人を殺す」って言葉を唐突に思い出した。
左肩をかばったせいか、なんだか右肩まで痛くなってきてしまった。
眠い時に寝るような人らしさが世界に広まったら、虚無な気持ちは世界に飽和せず済むのでしょうか。

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近頃、手がぼんやり

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日記のような感情メモ 0312

禁酒生活7日目、そろそろビールが恋しい。
体調不良がずっと続いていて、ひとつの不具合が治るとまた次に別の症状がやってきて、踏んだり蹴ったりだ。
背骨を突き刺すような眠さと脳の奥まで切り裂く肩の痛みが、交互に私を現実へと連れ戻す。
本当は人にも瞬膜がちゃんと残ってるんじゃないだろうか。

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だらだらと家事をしながら電話をする。
「シラフじゃない時に話すのは恥ずかしいね」と言っていたのは

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日記のような感情メモ 0308

4年ぶりにドレスを買った。薄いレースの袖があるやつだ。
本当は真紅の少しボリュームのあるタイプにしようかと思ったけど、「こっちのが似合うよ」と言われてストンとしたシルエットの柔らかなものにする。
「今しか着れないのも可愛いけど、これからも着るだろうから大人っぽいのでもいいんじゃないかなあ」と話しながら靴を探しにうろうろ。
鏡の中にいるのは確かに自分なんだけど、やっぱり自分じゃなくて、アリスもこんな

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