チェコ語学習記2

 Dobrý den.(ドブリーデン)こんにちは。

 チェコ語を学習している森本です。前回は基本的なあいさつとして「こんにちは」と「さようなら」を取り上げました。おさらいしましょう。

・Dobrý den.(ドブリーデン)こんにちは。
・Na shledanou.(ナスフレダノウ)さようなら。

 このふたつは本当によく使います。ちょっとした旅行でチェコを訪れる者にとっても頻出表現です。旅行者のわたしにとっては、どちらかというとNa shledanou.(ナスフレダノウ)の方がよく使うような気がします。気がするだけなのですが、とにかくどこへ行っても現地の人たちが別れるとき、お店を出るとき、ことあるごとにナスフレー、ナスフレーと言っています。ナスフレダノウを略してナスフレーです。カタカナ読みで「ナスフレー」と言ってもじゅうぶん通じます。もちろん同じぐらい「ナスフレダノウ」も使います。私はそのときの気分や感覚で「ナスフレー」と言ったり「ナスフレダノウ」と言ったりします。

 さて、今回は基本的なあいさつをまとめておきます。

・Dobré ráno.(ドブレーラーノ)おはようございます。
・Dobrý den.(ドブリーデン)こんにちは。
・Dobrý vecěr.(ドブリーヴェチェル)こんばんは。

 すでにチェコ語の発音をカタカナで表現するのがきびしいのではないかという気がしてきました。それでもできるところまでがんばります。発音をカタカナ表記することで抜け落ちる情報というか、ほんらいのチェコ語の発音とは違ったものになってしまうという問題もありますが、読者のみなさんには英語やその他のヨーロッパ諸言語でのlとrの違いやbとvの違いみたいなものを意識しながらじっさいの発音を想像してもらい、場合によってはgoogleやYouTubeなども活用してもらうことにして、この学習記ではとっつきやすさのために発音の正確さはある程度犠牲にしようと思います。

 これまでいろいろな言語に手を出しては中途半端に投げ出してということを繰り返してきましたが、だいたい発音でつまづくか、動詞の活用やその他の品詞の活用で覚えることが増えてきて学習するのをやめてしまうっていうのがほとんどだったので、思うに、はじめのうちはカタカナでもなんでも文字で書かれたものを見て読めるってことがだいじなのではないかなというのと、急に覚えることが増えたりすることなく少しずつコツコツやっていけるのが語学学習において有効なのではないかというのがわたしの現在の仮説で、この学習記はそれを確かめるための実験であったりもします。まあ、わたしのような怠け者は勉強ができない理由を考えることについては人の何倍も努力をして理屈をこねるので、この学習記もそのうち投げ出してしまう可能性がものすごく高いと思います。それでもとにかくできるところまでやってみます。実験ですから。

 話は脱線しましたが、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」とあわせて教科書でよく紹介さ入れる「こんばんは」はチェコ語で"dobrou noc"(ドブロウノッツ)と言いますが、旅行程度でしかチェコに行ったことのないわたしにとってはあまり使うことのない表現です。でも基本的なあいさつの表現ですよね。

・Dobrou noc.(ドブロウノッツ)おやすみなさい。

 今回登場した"dobré"も"dobrý"も"dobrou"も、じつはぜんぶおなじ単語が変化したものなのですが、今回はここまで。それではみなさん、さようなら。

Na shledanou.(ナスフレダノウ)さようなら。

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