どじょう   2001.7.25

最近、保育園で他のおかあさんに会うと、「どじょう元気?」と聞くのがお約束になってしまった。
夕涼み会で一番人気だったどじょう&うなぎのつかみどり。
こどもがやりたがるから勢いでやらせてしまったけれど、なんたって生き物だからなあ。
どうせ飼うなら、できるだけ死なせたくない、と思うのが人情であろう。

ちなみに、うちのクラスではいなかったけど、うなぎをゲットした家ではいったいどうしたのだろう。
さばいて蒲焼にして食べたのかな?
さばけないから飼ってるっていう話しを小耳に挟んだのだけど、気になる、、。

我が家でも、「どじょうって何を食べるの?」「どうやって飼えばいいの?」と大騒ぎになった。
私じゃなくて旦那がついて行ってどじょうを持って帰ってきたら、私はぶうぶう言ったかもしれないなあ。 でもあのシチュエーションじゃ、「持って帰っちゃだめだよ」とは言えなかったよなあ、、。

早速「どじょうの飼い方」をネットで検索した。
いやあ、ほんとにネットって便利だ。
舌が痛いとき何科に行けばいいか、今どんな冷蔵庫が出ているか、浴衣はどうやって洗えばいいのか、なんでも調べられるんだから。

知りたかったのは、金魚と同じ水槽に入れても大丈夫か、ということ。
ずばり書いてあるページは見つからなかったのだが、「どじょうは攻撃性はないので、共生できる」とあったので、 金魚と同じ水槽で飼うことにした。

水槽に入れると、底のほうで水作エイト(水清浄器)にぴったりと寄りそうどじょうくん。
なるほど、、「普通は泥の中にもぐって暮らしているので、隠れられる場所を作ってやると落ち着く」と書いてあったなあ。
そうか、竜宮城でも作ってやればいいのかもしれないなぁ。

たいていは底のほうでじっとしているから、金魚もそれほどは動揺しないかな。 そんなことを旦那と話していた。

何時間かたったとき。
ばしゃばしゃばしゃっ!
水槽から激しい音が聞こえた。

な、なに?!
驚いて水槽に近づいてみると、どじょうくんが何を思ったか、激しい勢いで水面にとびあがっているのである。

ひええ。普段は下でじいっとしているくせに、実はものすごい跳躍力を秘めているのだな、きみは。
そういえば、「蓋のついている水槽にしたほうがいい」と書いてあるページがあったけど、こういうことか、、。
金魚もびっくりしたのか、水槽の中を右往左往している。

大丈夫かしら、、。
なんかいつも穏やかなのに、わけのわからないポイントで急に怒り出す人みたいだな、どじょうって。
予測ができない動きをする人ってちょっと怖いよね。
金魚もそう思っているかもしれない。


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