【思春期】男の体はこんなに変わる！大人の体になるってこういうこと！【成長】

こんにちはしょご先生です。学校では教えてくれない性のトピックを現役教師の僕がわかりやすく説明します。

今回のトピックは年齢と共に現れる男の体の変化。

思春期では声が低くなったり、毛が生え出したり、ちんちんが大きくなったりするのに、年齢を重ねると、毛がぬけていったり、ちんちんに元気が無くなったりと、男の体にはいろんなことが起きます。今回はそんな歳と共に現れる男の体の変化をわかりやすく説明します。

それではこちらが要点になります。

1. 初めての射精「精通」

まずは思春期の男の体にはこんなことが起きる！

1つ目、精通。精通とはちんちんが成長してきて初めて射精をすることです。射精ってのはちんちんの先から透明や白い液が出てくることです。この液体は卵の白身みたいにドロっとした感じからサラサラした感じまで人によって変わってきます。

精通は早い人で１０歳から遅い人でも１８歳くらいまでに起こります。もちろん人間、みんな違う体を持っているので、１０歳より早い段階で精通がくる人もいます。それに自分では気がつかない内に精通を迎えてる人もいます。

まだ精通がこないけど、自分って大丈夫かな・・・って思っている人の大半が自分では気がつかない内に精通を迎えていることも多いです。なので人と比べて不安にならなくても大丈夫です。

2. 声が低くなった「声変わり」

2つ目、声変わり。声変わりとは、高い声が出にくくなり、反対に低い声が出るようになる体の変化です。喉仏がだんだんと出てきたら声変わりをしているサインです。でも、突然、喉仏がボコっと大きくなるわけではなく、毎日ゆっくりと変わっていきます。自分じゃその小さい変化に気がつかない時もあります。

その声変わりですけど、実はその理由はハッキリとはわかっていないんです。ほかの動物がするように、オスがメスにアピールするために低くて大きい声を出すため、との説もあります。

男性としての威勢を表現するためとの説もあり、実際に米・ペンシルベニア州立大学で行われた研究では声の低い人の方が大きくて強い印象をもたれるとの結果が出たそうです。

3. いろんなとこから毛が生える「体毛」

3つ目、体毛。早い人だと１０歳くらいから体のいろんなところに毛が生えてきます。脇、足、腕、髭、それからちんちんにも生えてきます。これも体質によって、生えてくる時期とか、毛の濃さはほんっとバラバラです。ちんちんに毛が生えてこなくて心配になる気持ちもわかりますけど、こればっかは体の成長を辛抱強く待ちましょう。

4. 男の体の変化は8年周期

続いて体の変化は８の倍数。中国の最も古い医学書「黄帝内経（こうていだいけい）」では男の体の変化は８の倍数の年齢に起きやすいと言われています。

０歳で生まれて、８歳で乳歯が永久歯に生え変わる。１６歳で精通を迎えて、２４歳で体が出来上がる。３２歳で体が最も充実する時がきて、４０歳で抜け毛や歯のトラブルが増え始める。そして４８歳でシワや白髪、下半身の機能が落ち始めて、５６歳で体に老化が見え始める。６４歳で歯や髪が抜けやすくなって、７２歳で全体が衰える。

とまぁ男の体に年齢と共にこんなことが起こるよっという一種のガイドみたいな物です。もちろん、人間、みんな体質は違いますし、今とは生活習慣も違うので、この通りに当てはまるわけではないのですが、思い当たるふしがあるという方も、いるのではないでしょうか？

じゃあこれを知ってどうするのか、っと言いますと年齢と共に自分の健康状態をしっかり観察して、その時その時で出来ることをやっていくというわけです。

例えば２４歳で男の体が出来上がるのならば、運動をして体を鍛えたり、食生活を見直すと、結果が出やすいってことですし、３２歳で体が充実するならばこの当たりに婚活や妊活に励んでみるのもいいと思います。あくまでもこの数字は自分の体のことを年齢と共に向き合ってみる数字と捉えてみてはどうでしょうか？

最後に一つ付け加えたいんですけど、この世に同じ体は2つとしてありません。周りの体に変化が起きてるのに、自分の体はまだ変わっていない・・・と不安になる必要はないです。

遅かれ早かれ、人間の体はゆっくり自分でも気がつかないうちに変わっていってるんです。なので、周りと比べて自分の体を変と思うより、周りと違う自分の体のことをもっとよく知ってみよう！とポジティブに考えて見ましょう。自分の体に興味関心を持つことは素晴らしいことですよ。僕でよければ喜んで相談に乗ります。

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日本一わかりやすい性教育のしょご先生